剣? 魔法? そんな事よりSEXだ! SEX大好き少年が異世界に転移した!

転移前、俺
俺の名前はショウ..今泉翔..家族からみたらクズ人間らしい。

まぁ当たり前だな..俺は性欲の塊だしSEX至上主義者だ家族、特に女の家族から嫌われるのは当たり前だ

流石にまだ8歳の妹には手をだしていないが、20歳の姉や38歳のお袋にも手は出している。

一番、身近な相手に手を出すのは当たり前だろう?

小学生の頃に童貞を捨て..ヤンキーからギャルまでありとあらゆる女としていた俺は16歳にしてもう普通の女じゃいかなくなった。

俺の親父はそこそこ有名な会社の重役だ。

お袋や姉をレイプして俺の物にした時に怒鳴ってきたが、不倫の証拠を突き付けて、「お前が要らなくなった中古品を俺が貰ってやったんだ」そう言ったら文句言わなくなった。

親父と母親は政略結婚で別れられない、だから互いが浮気する事しかできない。

最後に親父から「高校卒業と国立大学への進学を約束させられた」

それだけ守ればもう、何をしても文句を言わない。

そういう形で話がついた。

だが、俺の体は何時間やっても、もう行かない体になった。

最近では抱いてやる代わりにお袋や姉貴からお金を貰い、そのお金で風俗に通っている。

そんなクズの俺の夢は何か?

それは、SEXで身を建てる事だ。

案外、SEXを極めるとリッチになれるんだぜ。

有名な人間だと 歌舞伎町の信濃さんだ、御年80才の売り専ホストで、20歳前後の女4人とSEXして貢がせて生活している。

竿師、鷲尾、40歳の日焼けが似合うナイスガイだ、同じく若い女をSEXの虜にして貢がせている、フェラーリからマンションまで全部女に買って貰っているのは有名な話だ。

いつか俺も伝説に語られる様な「SEXのプロになりたい」そう思っている。

だが、これは誰も知らない俺の姿。

親父との約束を果たさないと金が貰えないから、今の高校では真面目な振りして生活している。

日常からの転移
俺は学校では猫を被っている。

まぁ3匹くらい…

それはここが狩りの場所で無いからだ。

ここで下手に女に手を出して失敗したら、停学や退学になりかねない。

だから、1人しか手を出していない。

それに、夜出かける為には睡眠をとるのに丁度良い。

だが、この教室は寝るのに適していない。

何故なら

天上東吾
日本を代表する企業の一人息子、甘いマスクと女性に優しい事から王子様と呼ばれている。

生徒会長

吉祥院 麗華
この学園の理事長の娘、天上東吾の彼女、典型的なお嬢様キャラ、見た目は優しく綺麗。

副会長

牧野 霊夢
官僚の娘 麗華が綺麗っていうなら霊夢は可愛いって感じ、まぁロリコンならはぁはぁ言いそうな感じ

書記

篠原 梓
剣道部主将、まぁクールビューティー、そんな感じだ。

会計

この明らかにリア充組がいるから、何時も煩い。

男女問わず、取り巻きが煩い位喋っているし、更に他のクラスからも遊びに来ている。

俺の席は後ろの角だからまだ良いが、それでも煩くて敵わない。

余りに煩いと 紺野 葵をけしかける。

紺野 葵は俺が唯一手を出したこの学校の女だ。

家の姉を慕っていた幼馴染で、俺が姉を性欲のはけ口とお財布にしているのに気が付いた。

だから、こっち側に引き込んだ。

ただ、こいつは風紀委委員長なので多少は使える。

「あのさぁ、生徒会が違反していると示しがつかなくて困るんだけどな?」

「葵ちゃん、だけど今は休み時間だから関係ないと思うんだが..」

「確かにそうだけど..あれ見てよ、東吾くん達を見に廊下が塞がっているでしょう? あれは通行の邪魔、風紀委員としては取締対象よ..だけど、生徒会と揉めたくないからさ、どうにかしてくれないかな」

「そうね、確かに邪魔になっているわ、東吾教室に帰るように言って!」

「まぁ、麗華と葵ちゃんが言うなら仕方ないか..皆、通行の邪魔だから解散して」

「「「「「「はぁーい」」」」」

東吾が言うと直ぐに居なくなる。

良く出来たファンだな。

しかし、此奴も凄いよな..こんなに良い女に囲まれているのに噂だと童貞なんだぜ!

アホとしか思えない。

俺が寝ていると放課後になっていた。

葵が俺を起こしている。

「翔くん、もう放課後だよ..起きようよ!」

周りには生徒会の4人しか居ない..しかも話に夢中でこっちを見ていない。

「「うんぐ、うううっ..」」

葵の唇を少しだけ貪った。

「おはよう葵!」

《おはようじゃないよ..気が付かれたたらどうするの!》

「まぁ、そうしたら葵が彼女って事にして置けばよくねー」

「えっ、それは嬉しいけどさ….」

「じゃあ、問題無しだな」

「しかし、あの4人は良く頑張るな..まだ話し合ってるよ」

「まぁ、簡単な決め事は生徒会室までいかないでここで決めているらしいからね」

「そうか..まぁ移動時間も勿体ないんだろうな..こっちは帰るか? 今日はどうする来るか?」

「いかない訳無いよ、知っててわざと聴くかな?」

「それじゃ帰ろうか?」

そう、俺が言いかけた時にいきなり魔法陣が床に浮かび上がった。

不味い、何処かに引き込まれる。

俺は咄嗟に葵を突き飛ばすと…そのまま引き込まれていった。

白の空間 
俺は気が付くと白い空間にいた。

周りには生徒会の4人がいる。

葵はいなかった..巻き込まれずにすんだようだ、良かった。

ここは何処かは解らない、この後どうなるかも..但し何となくだが異世界に転移させられる。

そんな話しのような気がする。

多分、俺は巻き込まれたんだろう。

とりあえず、状況確認の為に身を隠す事にした。

身を隠しながら様子を見ていると東吾たち4人が目を覚ました。

するとそこに案の定、女神が現れた。

「ここは何処でしょうか?」

「ここは白い空間、世界の狭間になります」

「その世界の狭間になんで俺たちはいるのでしょうか?」

「あなた達は別世界ルーディアスに召喚されました!」

「召喚ですか? それで俺たちはどうなるのですか?」

「異世界に行って頂き勇者として戦う事になるでしょう」

「ちょと待って..なんで私たちがそんなことしないといけないの?」

「召喚されたからです」

「余りにひどいと思います..平和に学生生活を送っていたのに..帰して下さい」

「それは無理です」

「無理やり連れてきて戦わせようっていうの? ふざけないで!」

「そうですか? なら、そのままルーディアスに行きなさい! 召喚したのは私ではないのです! 干渉しませんのでそのまま行って文句を言えばいいと思います!ではもう会う事もないでしょう!」

「待ってください、謝りますから説明してください」

「最初からそう言えばいいのです! 簡単に言うと貴方たちは魔王と戦うために異世界で召喚された、その貴方たちが可哀そうだから、慈悲深い私が戦えるようなジョブや能力を与えようとしたそれだけです!何か不満でもありますか?」

「ありません、俺が代表して謝りますからお許しください!」

「解りました、私は慈悲深いので謝罪を受け入れましょう! 異世界に行くあなた達にジョブを与えます」

「ありがとうございます」

「おや、他の方は謝る気がないのですか?」

「「「ありがとうございます」」」

「宜しい、では異世界で戦えるように貴方たちにジョブを授けます」

「ジョブですか?」

「ええ、これよりジョブを授けますので終わるまで喋らないように..」

「天上 東吾 貴方には勇者のジョブを授けます」

「吉祥院 麗華 貴方には聖女のジョブを授けます」

「牧野 霊夢 貴方には賢者のジョブを授けます」

「篠原 梓 貴方には剣聖のジョブを授けます」

「もう喋って頂いて構いません..説明はむこうで聴いてください..では.」

「「「「待ってください!」」」」

4人の静止を無視して女神は送還をした、4人はその場から姿が消えた。

「さてと、そこに隠れている方、こちらに来なさい」

「はい、女神様」

「貴方も一緒で無いと向こうには送れないようですね、すいませんが貴方にもルーディアスに行って頂きます」

「あの、俺にはジョブとかは頂けないんでしょうか?」

「元から4つしかありませんので渡す事は出来ません..では」

「待ってください! 慈悲深き偉大なる女神様、えーと..」

「私はノートリアです」

「慈悲深き偉大なる女神ノートリア様…向こうの世界に行ったら、必ず貴方を信仰します、だから俺にも慈悲を下さい、お願いします」

「そうですか…なら30分時間を与えます、特殊なジョブはありませんが、貴方が望む能力を私ができる範囲で4つ与えます..これは特別です…さぁ考えなさい」

「ありがとうございます!」

そして考えた結果

1.麻薬の体(体中の体液が麻薬になる、自分には健康的な異常は無し)

2.異空間に2人一緒に転移する力(現実社会で時間の経過は無いが、異空間に100年自分を含み転移できる、途中解除はできないし、最低限の生活道具しかない)

3.体力やスタミナに優れたジョブ

4.姿、形をできる範囲で美形にして貰いたい

この4つにした。

「偉大なる慈悲深き女神ノートリア様、この4つでお願いします」

「それがあなたの望みなのですか? 特殊ですがどれも、凄いというレベルではありませんね良いでしょう..では貴方もルーディアスに行きなさい…」

「ありがとうございます…この御恩は一生忘れません」

俺は自分の能力を使ってみた。

「くす…その能力は私には通じませんよ? 残念ながら一緒に100年はいてあげれません! ですが、邪な好意とはいえ嬉しいものです…もう何もあげれませんが笑顔で送り出します..さぁ今度こそお行きなさい!」

「さようなら、偉大なる慈悲深き女神ノートリア様」

そして俺は光に包まれまた意識を失った。

閑話:女神ノートリア
私は基本的に人には冷たい。

何故なら人は私を見下すからだ。

女神である私は本来人を幸せにするのが仕事だ。

だが、余りにも無礼な者が多すぎる。

私が醜いからって敬意も表さずに自分と対等だと思いこみ見下してくる。

たかが人間の分際で、運命を握られた状態が解らないのか喚き散らす。

だから私はある時から淡々と仕事を下すようになった。

向こうの世界で生きていけるジョブだけを渡して終わらせる。

それだけで良い…そう思った。

だが、今回は異物が混じっていた。

いつものようにつまらない4人が来たと思ったら、1人異物がいた。

良く異物が巻き込まれる事がある。

そう言った場合は、向こうで生き延べらせる為に何かを与えて放置する。

それが何時もの判断だ。

今回も同じだ。

だが、今回は少し違った。

まず、この相手は私に敬意を払っていた。

私は女神だ、言葉だけでなく心も同時に覗き込む。

だが、この人間からは私に対する悪意や侮蔑も感じなかった。

それ処か、私に対して性欲すらあるようだった。

この醜い私に対して、このような感情を向けた者はいない。

しかも、この人間は私に対して直ぐに能力を使ってきた。

醜い私と100年もの間一緒に居たい…考えられなかった..

「最初にこっちと出会いたかったわ」 本当にそう思った。

勿論、そうだったら「勇者」のジョブは彼にあげたと思う。

幾ら考えても仕方ない…手元に無い物はどうしようもない。

だから、彼の望む物3つと自分が考えられる最高のジョブを与えた。

もう彼の人生に関わる事は出来ない。

だが、醜い私にあのような気持ちをぶつけてきた者を私は忘れる事はない。

最後に彼に女神なりのエールを送ろう。

召喚された先で
再び俺は目を覚ました。

周りに気づかれない様に辺りを見回す。

石作りの壁にローソクに魔法陣…どうやら此処が召喚先のようだ。

4人はまだ目を覚ましていない。

先に自分の状態を確認しておこう。

《ステータス》

今泉 翔(一度だけ変更可能)
ジョブ マジックナイト
女神スキル 麻薬の体(常時発動) 異空間幽閉(100年)
スキル 剣術の才能1 魔法の才能1
尚、女神スキルは他の方から見えていません。

姿や形がどのように変わったかは今は調べようもないが髪が銀髪なのは確かだ。

名前を変えた方が良いだろう。

名前の変更をイメージしたら勝手に名前が変わってしまった。

しかし、知らない名前だ…まぁ別に良いんだけど。

セレス スタンピート
ジョブ 聖騎士
女神スキル 麻薬の体(常時発動) 異空間幽閉(100年)
スキル 剣術の才能1 魔法の才能1
尚、女神スキルは他の方から見えていません。

さてと現状の把握だ!

東吾は勇者のジョブ、麗華は聖女のジョブ、霊夢は賢者のジョブ 梓は剣聖のジョブを貰っていた。

まぁ一人で生きていく事も充分可能だが一人位手に入れて置いた方が良いかも知れない。

俺はホモではないだから東吾は要らない、それに此奴と一緒に居ると魔王を討伐しなくてはならない。

梓は剣聖だから恐らく俺の聖騎士の上位交換か、剣術特化だろう、外すとしよう。

そう考えると、欲しいのは聖女の麗華か、賢者の霊夢だ。

一層の事、全員寝取って東吾を悔しがらせるのも面白いが、それで世界が滅んでも困る。

暫くは様子見しかないな。

4人が目を覚ました、それに合わせて俺も目を覚ました振りをする。

「ここは何処だ」

東吾が目を覚ました。

「「「うーん」」」

三人が気伸びしながら目を覚ます。

それを待っていたとばかりに声が掛かった。

「ようこそ、勇者の皆さん、私はこの国ルーディアスの第一王女マリアーヌと申します、後ろに座っているのが国王ハインリッヒ十二世です」

東吾が不機嫌そうに聞いた。

「その王女様や王様が俺たちに何の用があるって言うんだ!」

騎士の一人が抜剣をして怒鳴る。

「口を慎め、小僧!」

だが、東吾は止まらない。

「なんだ、このおっさん」

痺れを切らした騎士が近づいてきた。

「貴様、王族に対する何たる狼藉、牢に放り込んでやる」

「良い良い、何も知らぬのじゃ許してやれ」

「ハッ!」

騎士は一れいをすると後ろに下がった。

《このままでは埒が明かない、俺が喋るしかなさそうだ》

「すみません、教えて下さい、俺たちに何の用があるのですか? そして何で俺たちは何で此処に居るのでしょうか?」

「その事については私からご説明させて頂きます」

「宜しくお願い致します」

「実は最近、魔族の活動が活発になってきました、今までは人を襲わなかった魔物までもが人を襲うようになり、各国に多大な被害が及ぶようになりました、原因を調査した所遙か昔に勇者が封印した魔王の復活の兆しがある事がわかりました」

「成程、それが俺たちを召喚した理由なのですね」

「はい、魔王に対抗するために昔使われたと言う勇者召喚の魔法でお呼びさせて頂きました、
この魔法で呼ばれた者はここに来る前に魔族と戦う為の力を女神様から与えられているはずです」

「確かに、力を貰った、なぁ、皆んな、女神が力をくれたのはこの為だ、、俺はこの国を救う為に戦おうと思う」

「東吾がやるなら私も戦うわ」

「私も戦うわ」

「その為の能力がこの前もらった能力なんだよね」

「皆んなありがとう、マリアーヌ王女様、俺たちはこの世界を救う為戦います」

《単純だな、自分達が選ばれた人間だと思ったら協力する..いかにも東吾らしいな》

「ありがとう皆さん…おやそちらの方はどうしたのですか?」

「お話は聞きましたが…私は女神様に会っておりません」

そういう事にした方が無難だ…多分調べれば勇者じゃなく、巻き込まれた。

そう解るはずだ…勇者パーティのジョブじゃないんだからな。

「そうですか、見た所、貴方は…それなりに身分のありそうな方に見えます…巻き込んでしまったのはこちらの落ち度、とりあえずは同じ待遇にしまして、何か考えましょう! とりあえずはまずはお休みください。その後は簡単な歓迎会と晩餐会を開きますので、難しい話はその後にしましょう」

とりあえず、一回解散する事になった。

「あの、他の方と話させて頂いて宜しいでしょうか?」

「疲れない程度でお願いしますね..」

偽りの世界 偽りの設定
「貴方達4人はお知り合いなのですか?」

「まぁそうですね! 前の世界では同じ学校でで生徒会だったんだ!」

「だから仲が良かったんですね…仲間がいるなんて羨ましい..」

「あの、お名前は何ていうのかしら?」

《あれっ、麗華が何故か名前を聞いてきた…普段は他人を見下して無関心なのに》

「あっ、申し遅れました、私の名前はセレス.スタンピートと申します」

「私の名前は吉祥院麗華と申しますわ、宜しくお願い致しますわね、所でセレスさんは何人なの?綺麗なプラチナブロンドですが?」

《こういう場合は嘘と本当を混ぜて話すのが一番だな》

「日本人です、地方で言うなら東京になります」

「えっ日本人なんですの? そうは見えませんが?」

「いやだなー日本人にブロンドが多いのは有名な話しじゃないですか?」

「嘘だー揶揄っているんだよね?」 霊夢が会話に割り込んできた。

「別に揶揄ってませんよ?」

「まて、だったら私達は君からは何人に見えるんだ」 梓が聞いてきた。

「そうですね…黒髪に黒目でこんだけの美人だと、ロシアか北欧かそんな感じですか? あってますか?」

「違いますわ! 私は日本人ですのよ!」

「本当ですか? 綺麗な黒い髪に黒い目、それなのに日本人なんですね!」

「そうですわ、ですがこれは私達の世界では普通の日本人の特徴なんですの、逆にプラチナブロンドでブルーアイの日本人何て居ませんわよ!」

「私も知らないな」

「霊夢も聞いた事無いよ!」

「ああっ俺も初めてあった、染めていたりカラーコンタクトしている訳じゃ無いんだよな? だが、その制服うちの物にそっくりだ、学校の名前を聞いても良いか?」

「東欧学院という高校だけど.一応進学校で有名なんだ」

「東欧学院なら同じ高校だぞ..だがあった事が無いな!」

「もしかして、パラレルワールドの日本から来たのかな?」

「「「パラレルワード?」」」

「そうだ、俺も聞いた事ある、同じような世界が幾つかあるって話だよね!」

「それだよ、それ!」

「うん、多分それだ、確かに考えてみれば生徒会長はミシェルだったから違う…そういう事か? 霊夢さんって頭良いんだね…可愛くて頭が良い…うん、凄い..凄くモテるんだろうね..ファンクラブとかあったりして!」

「霊夢はそこまでモテて無いよ? 彼氏もいないし..そういうのがいるのは東吾様と麗華様と梓さん位だよ!」

「うん、確かに麗華さんや梓さんならファンクラブがあって1万人位のファンがいそうだよね!」

「嫌ですわ! 幾ら何でも大袈裟ですわ!」

「私だって精々剣道好きの男子に人気がある位だぞ」

「不思議だね…信じられない!」

「だけど、セレスくんは失礼だな、俺はスルーなのか?」

「普通に考えて男にファンクラブがあるなんて夢物語信じる訳ないでしょう? 4人も女友達がいるだけで俺は羨ましいよ! 充分勝ち組じゃないか? 見栄張らないで良いよ!」

「おい、俺は見栄なんて張って無いぞ..ふざけるな!」

「ちょっと待って..東吾! あのセレスさんの世界はもしかして男女比にずれがあるんじゃないの?」

間に麗華が入ってくれた。

「そうですね、男女比 40対1位です…そちらの世界では違うのですか?」

「「「「男女比 40対1」」」」

「そうですが…可笑しいですか?」

「それって 男性40人に対して女性が1人しかいないって事であっているのか?」

「その通りですが、そちらは違うのですか?」

「悪かったな!そういう事なら、そう思うのも当たり前だ、俺の世界はほぼ1対1だ!」

「本当ですか?」

「本当だぞ!」

「本当ですか! 夢の様な話で信じられません…あの例えばですよ..そちらの三人の女性と握手したいと言ったらして貰えるものでしょうか?」

「私で良いなら構わないが!」

「霊夢も握手位別に構わないよ?」

「私も構いませんわ!」

「本当にこんな夢の様な世界があるあんて..これだけでも転移してきてラッキーです..有難うございます」

「大げさですわよ」

「うんうん、握手位なら何時でもしてあげるよ!」

「私もだ!」

「有難うございます!」

「俺も握手した方が良いか?」

「それじゃ反対側で..」

「露骨だな!」

「だけど、俺、こんな綺麗な女性に握手して貰うなんて、殆ど経験が無くて..」

「不憫だな、案外セレスくんも美形なのにな」

「東吾くんの世界なら俺、もしかしてモテるのかな?」

「多分、彼女位直ぐに出来ると思うぞ!」

「そうかー、何時か言ってみたいな、その世界」

俺は嘘をついた、日本の風習をうっかりしてしまった時の保険と、何より「俺は女に対して異常だ」

本当の俺を知っている人間からは「そんなに女が居るのに飢えているのか?」そう言われるほどだ。

だから、その異常性を誤魔化す為に「男女比の偏った世界から来た。」 それが良い。

これで多少積極的になっても仕方ない。

そう、思われるだろう..

ガールズトーク
「しかし、凄い話だったねー」

「本当に凄い話だったな…あれ程の美少年がモテない世界か、信じられないな!」

「そんな事ないですわ! 東欧学院の生徒が1200人に対して約2.5% 女性が30人しかいない計算になりましてよ! つまり全員の女の子が学院の男子とつき合ったとして1170人があぶれますの? こう考えたらありますわ!」

「だけど、セレスくん、カッコ良いからそれでもモテそうな気がするよ!」

「そうだよな、もしその世界に私がいたとして、彼程の美形がつき合って欲しいと告白してきたら多分つきあうと思うな、まぁ剣道がすきならだけど!」

「そうかしら? アイドルやハリウッドスターですらつき合える世界だったら? 流石の彼でも候補の一人にならない?」

「えっ、セレスくんの世界ってそこ迄なのかな!」

「実際の所は解りませんわ、ですが没収した小説に男女比もののライトノベルがありましたでしょう?」

「あったね」

「あった、あった」

「あれは逆の話しだけど、平凡な男の子が男女比1対30の世界に迷い込む話しでしたけど、アイドル級の女の子ですらモテない話でしたわ」

「そこまでの世界なんだね」

「そうか、流石にそういう世界なら彼程の美形でも、相手がいないのも解るな」

「所で、2人とももしかしてセレスさんの事を気に入りましたのかしら?」

「うん、霊夢は気にいったかな? だってあんだけの美形なんだよ?」

「私は三角、もし、あれで剣術好きなら丸って感じだな」

「私も興味はありますわ、ですが二人とも東吾の事はもう良いのかしら?」

「悩んじゃうかな?」

「悩むな」

「聴いた所、この世界の男女比も1対1ですわ、そう考えたら、東吾より彼が気に入ったなら、彼がその事に気が付く前に勝負した方が宜しいわよ! 彼、東吾より美形ですもの、こちらでもモテると思いますわよ」

「うーんどうしよう..東吾様は振り向いてくれる訳ないし、そろそろ東吾様に見きりつける頃なのかも知れない」

「まぁ、直ぐに決める事も無いですわ」

「そうだな、彼の気質しだいだな」

孤独な晩餐会
4人との会話を終えて部屋で休んでいると可愛らしいメイドさんが迎えに来てくれた。

「セレス様、歓迎会の用意が出来ました、ご案内させて頂きます」

「解りました、宜しくお願いします」

そのままメイドについて行くと王族や貴族のいる大広間に案内された。

どうやら立食パーティを兼ねた催し会のようだ。

既にその場所には東吾達4人も来ていた。

挨拶をしようと思ったがそれぞれが貴族に囲まれている。

しかも、露骨に懐柔しようという考えが前面に出ている。

東吾には貴族の令嬢の中でも美形の物が取り囲み、他の3人は美形の男性の貴族が取り囲んでいる。

東吾は貴族の令嬢と仲良く話しているが、他の3人は別にどうとも思ってないようだ。

もしかして、「生徒会は東吾のハーレムなんじゃないか?」そういう噂があったが違うのかも知れない。

俺の方には今の所誰も来ない。

そりゃそうだ、「勇者パーティー」と「巻き込まれた者」誰もが勇者パーティーの方にお近づきになりたい。 そう思うのは当たり前の事だ。

多分、俺のジョブは聖騎士だから不味い事になる事は無いと思うが、早いうちに「勇者パーティー」の3人を手に入れた方が良いかもしれない。

折角来たんだ挨拶位するか?

「流石だね東吾くん、本当にモテたんだね!」

「まぁな、これで俺の実力が解っただろう!」

「うん、納得したよ、それじゃ」

「またな!」

「3人共凄い人気者だね!」

「セレスさん! そんな事ないですよ、異世界人が珍しいだけだって!」

「そうだと思う、客寄せパンダみたいな物だな!」

「そうですわ、物珍しいだけですわ!」

「そんな事無いと思うよ、皆魅力的だからだよ、それじゃ行くね」

「「「ああっ」」」

適当に食事を済ませて自分の部屋に戻った。

麗華 ?
夜中に俺は目を覚ました。

実際にジョブや詳しい話までして無いから解らないが先に手を出して置いた方が良いだろう!

やっぱり、最初に手を出すのは「吉祥院麗華」だ。

正直言って全員に手を出すつもりだから関係ない。

だが、何かスキルに制限があって、例えば1回使ったら暫く使えないそんな制限があった場合を考えたら、発言力がある順番に手に入れた方が良いだろう。

そう考えたらやっぱり中心人物の麗華からいった方が良い。

《さてと、そろそろ行動しますか》

夜中まで待ったのは理由がある、それは万が一に備えて夢だと思わせた方が良いからだ。

まぁ、実際にまだスキルを使った事が無いから..どの程度の力か解らないが…

麗華の部屋の近くまで来た。

「異空間幽閉」

小声で言ってみたが発動しない。

《スキルってどうやって発動すれば良いんだ?》

意識を集中してみた…

《対象を選んで下さい…吉祥院麗華》

こんなのが頭に浮かび上がる。

どうやら、近くにいる人間から選ぶことが出来るようだ。

今は近くに麗華しか居ないから、麗華しか浮かび上がらないのだろう。

《対象…吉祥院麗華》

そう選択した瞬間、白い部屋に移動した。

目の前で麗華が寝ていた。

一番、近い状態は召喚された際に女神にあった、白い空間に近い。

何かないか見たら…本当に何もない。

辺り一面見回したら、水瓶と果物はあった。

更に見回してみても何も無かった。

ただ、物凄く広い空間なのか端まで歩いて2分位掛かり、そこまで行くともう麗華は見えなかった。

最初から襲ってしまっても良いかもしれないが、時間はたっぷりある。

まずは、麗華の近くで寝てしまおう。

「セレスさん、セレスさん起きて下さいまし」

「どうかしたのですか? 麗華さん」

「ここは何処なのでしょうか? もしかして又転移してしまったのでしょうか?」

「あれっ本当だ、ここは何処ですか?」

「解らないんですの、気が付いたらこんな所にいたんですわ」

「俺も此処が何処だか解りません..とりあえず調べてみませんか?」

「そう、するしか無さそうですわね!」

結局、端から端まで二人で歩いて2分、果物と水瓶以外は何も無かった。

「これは閉じ込められたのかも知れないですね」

「間違いなくそうですわね」

「とりあえず現状確認の為にも調査した方が良いかもしれません」

二人で一番端迄行ってみた。

そこから、空間を押してみたが、触る事も出来ずそのまま押し返された。

ここから出られないのは解っている。

だが、麗華の手前脱出の手段を探さなくては怪しまれる。

それに俺が体を動かす事は別の効果も見込める。

「セレスさん、私なんだか頭がぼやけてきましたわ..」

そう、俺の体は麻薬の体だ当然汗にも麻薬の成分が含まれている。

恐らく、その影響だろう。

「どうする事も出来そうもないですね!」

「そのようですわね、休みながら助けを待つしか無さそうですわ」

1日目

 「しかし、何もありませんわね、食べ物の果実がいくら食べても減らないのと水が減らないのが救いですわね」

「どうしますか? 何かお話でもしましょうか?」

「そうですわね、他に出来る事も無さそうですわ」

だが、数時間も話すと話す内容が無くなった。

暫くすると麗華がモジモジしだした。

「もしかして、トイレですか?」

「恥ずかしいので言わないで下さい…」

「だったら場所を決めませんか!」

二人で話し合い右端をトイレに決めた…だが、この時に紙が無い事に気が付いた。

幸い、水瓶の水も無限に出る事が解ったのでそれで洗い流す事に決めた。

麗華は赤い顔をしながら水瓶を持っていった。

帰って来てから様子がおかしい、たまに手の匂いを嗅いでいた。

自分の番になって解った..紙が無いから手で拭くしかない。

「時間の経過が全く解らないね」

「本当ですわね、どの位がたったのでしょう? 30分なのか1時間なのか全く解りませんわ」

「少し体力温存の為に休んだ方が良いかもね」

「そうですわね、何故か少し息苦しいから休んだ方が良いかも知れませんわ」

麗華は心細いのか俺の近くで寝た。

2日目

「おはようございます」

「おはようございます、私、汗臭くないですか?」

「俺は大丈夫ですけど.気になるなら水浴びしても良いかも知れません、幸い水瓶からは無限に水が出るみたいですから、左端を水浴びの場所にしませんか?」

「そうですわね..あの、その」

「大丈夫ですよ、覗いたりしませんよ…まぁ麗華さんは魅力的ですが、しっかり我慢しますから安心して下さい!」

「ええっ、信頼してますわ」

「少しはさっぱりしましたか?」

「ええっですが、服の匂いがきになりますわね」

「そうですか? 麗華さんは良い匂いがしますから大丈夫です」

「それなら良いのですが…」

「しかし、この状態が何時迄続くのかな?」

「私も解りませんわ…しかし意外に時間を潰すのって大変ですのね!」

「俺は綺麗な麗華さんと一緒なので嬉しいですが、麗華さんは災難ですよね!」

「確かに災難ですが、相手がセレスさんで良かったと思ってますわ..凄く紳士的ですので安心ですわ..それに女同士よりも楽しいですわよ!」

「そうですか、そう言って貰えると凄く嬉しいです..本当は良くないのに麗華さんを独り占めしているようでちょっと幸せです!」

「ちょっとですの?」

「いえ、凄く幸せです!」

「そう言われると私も少し幸せな気分がしますわ!」

3日目

「おはよう」

「おはようですわ」

「今日は何をしましょうか?」

「案外何も無いと出来る事って少ないですわね」

「本当にそうですね」

「しかし、この果物にも飽きましたわね、あるだけましとも言えますが」

「そうですね、それじゃ」

俺は学生服のカラーの角で指先を切った。

「いきなり指を切ってなにしてますの? 血が出ていますわよ!」

「血ってちょっと味がするじゃないですか? 美味しくは無いと思いますが良かったらどうぞ!」

俺の体液は麻薬だ、話を進めるのに良いかもしれない。

「あの、ごめんなさい..私が我儘を言ったから、だけど目を瞑って下さい..その恥ずかしいので」

麗華はオズオズと指に口を近づけて来た、そして意を決したように口に含むと血を吸い始めた。

見方によってはフェラをしているように見えなくもない。

気づかれない様に薄眼で見ていた。

最初はただ口に含んでいただけだったが、段々と吸い付く様に吸い始めた、そそして途中から舌を絡めて、舐めながら少しでも多くの血を吸いだそうしている。

チュパチュパチュパうんぐ、チュパチュパうううん。

舐めながら、血を飲み込んでいるようだ。

指を一心不乱に吸っている、気が付くと30分近く麗華さんは指を吸っていた。

流石に指を引き抜いた。

「はぁはぁはぁ、もっと、もっと…あっごめんなさい..」

僕の指はふやけていた。

「別に良いですよ..吸わせたのは俺だし、それに麗華さんのセクシーな顔が見えて凄く嬉しかったから」

「私としたことが、恥ずかしいですわ」

「だけど、そんなに俺の血が美味しかったですか?」

「その、味に飢えていたせいか、美味しかったですわ、まるで吸血鬼にでもなったみたいですわ」

「なら、良かったです」

4日目

ぴちゃぴちゃぴちゃ

「んぐっ おはようございますセレスさん」

「あの、麗華さん何をしているんですか?」

「あああっ ごめんなさいですわ、私私」

勝手に俺の指を傷つけて指を吸っていた。

「そんなに気に入ったのですか?」

「可笑しいのですわ、本当に可笑しいのですわ..セレスさんの血が欲しくて仕方ないんですの!」

「それって血じゃないとい駄目ですか?」

「何を言っていますの?」

「ほら、指だと切らないといけないから痛いし、吸われた指も紫になってるでしょう!」

「本当にごめんなさい..だけど私..可笑しんですの!我慢ができないのですわ!」

「あの、血の代わりに唾液じゃ駄目ですか?」

「あの、それって..どういう事なのですか?」

俺は指をしゃぶって目の前に差し出した。

「あのこれって間接キス…あああっあああ!」

一瞬躊躇したが俺の指をそのまま口に含んだ、その途端に表情が恍惚した顔に変わる。

「あああっ嘘..味がすぐに無くなってしまいましたわ!」

「やっぱり、涎じゃ駄目だったんですか?」

「違いますわ、その血と同じ位快感が走ったのですが直ぐに消えてしまいましたわ!」

麗華の目は俺の口から目が離せないでいる。

「その良かったらキスしますか?」

「あの、その私、まだファーストキスも初めてなのですわ..だからその..」

「それならやめておいた、うぐうううううっう…いきなり大胆ですね」

麗華は軽いキスで無くディープキスをしてそのまま舌を入れて来た、だけど、そこで我に返ったように口を離した。

「ごめんなさい..本当に..その..キスしてしまって..」

「麗華さん、俺は嫌じゃないですよ! 麗華さんみたいな人にキスして貰えるなら大歓迎です!」

とびっきりの笑顔で答えた。

その途端、また麗華は恍惚の表情に変わった。

「あああっああっ本当に..うぐうぐぐううううん、うぐっうううううぐ」

凄いキスだ、むしゃぶるようなキスって奴だ。

テクニックも何もない、だけど涎を飲み干したい一心から鼻で息しながら口を離さない、しかも時折涎を飲み込んでいる。

1時間位してようやく麗華は口を離した。

麗華の顔は真っ赤な顔でその目はとろんとしている。

「私、私、なんて事をしていますの..こんなの、こんなのって、はしたないですわ」

「もしかしたら、この空間に何かあるのかもしれません..大丈夫ですよ麗華さんにされるのは俺凄く嬉しいですから」

「そういって下さると助かりますわ..私、本当はこんなはしたない女じゃないんですのよ!」

「解ってますよ」

「本当ですのよ」

ここまで来たらもう時間の問題だろうな….

5日目

「うん、うぐうぐうんうぐうぐうんっ」

《朝から俺の口にキスしまくっている..どれだけしていたんだろう、俺の顔が涎でべちゃべちゃだ》

「ううんうぐ、おはようございますセレスさん!うぐうぐ」

一瞬だけ口を離すとそのまままたキスを続けていた、辞める気配はない。

俺は手で胸をもみ始めた、大きくも無く、小さくも無く手になじむ丁度良い大きさの胸だ。

「あっ、ううんうぐううん、恥ずかしいううん」

一瞬だけ、恥ずかしそうな顔をしたが、その後も口を貪り続けていた。

そのまま、上着を脱がしてブラを外して胸をもみまくったが、麗華はもう口を離す事をしなかった。

「うぐうぐうぐうううんごくごくうううん」

恍惚の表情でキスをしながら涎が溜まってくると飲みこむ..それしかしない。

此処まで来たら最後までしても問題ないだろう。

そのままパンティをずらしてあそこを触った。

しっかりと濡れている。

麗華は体を硬直させたが、それでも口を離そうとしない。

そのままパンティをはぎ取りスカートも脱がした。

もう麗華は体に何も身に着けていない..

「うぐうぐううっ、恥ずかしいですから余り..うぐ、見ないで下さいうぐうぐっ」

この状態になっても口を離そうとしない。

俺はズボンとパンツを脱いだ。

「麗華、愛しているよ良いだろう!」

どう見ても初めてだろう..優しい声を掛けた。

麗華は返事をしないで一心不乱に口を貪っていた。

俺は口を離すと麗華に覆いかぶさるようにして、ペニスを挿入していった。

「あああぁつ 痛い、痛い..やめてお願いですわ」

麗華の顔から涙が流れた。

こういう時は簡単だ。

「愛しているよ麗華..本当に愛している..」

「痛い、痛いの、それ以上入れないで..お願い」

そのまま一気に深く差し込む..完全に入り切った。

「痛いですわ、お願いセレスさん抜いて下さい、お願いですわ!」

だが、そんな状態は僅か数分だった。

「セレスさん、もっと、もっと動いて下さい、お願いします..」

俺の体は麻薬で出来ている。

昔のチンピラがコンドームの外側に麻薬を塗って女を抱くと快感で白目をむいて失神したという話を聞いた事がある。

また、女性のあそこに麻薬を塗って自分の物にした、そういう話も聞いた事がある。

それを考えたら、体液全部が麻薬の俺がしたらどうなるのか..

麗華はすぐにいってしまい、白目をむいて失神した。

そしてその状態でも続けていたら目を覚ましてまたすぐにいってしまい失神した。

そこからまた続けるとまた、白目むいて失神してしまう。

結局、俺が1回いく間に8回もいきまくっていた。

「セレスさん、私も愛してます…」

それだけ言うと麗華は動かなくなってしまった。

「スース―」

ただ、寝ているだけだ。

あっけなく5日間で男女の関係になってしまった。

あと99年と360日どうしようか…まぁなるようになるさ…

麗華? 時間がありすぎる。
6日目

その日も麗華はお盛んだった。

俺の口の周りは麗華の涎でベタベタだった。

多分、寝ている間にキスされまくっていたんだろう。

そして今麗華は..

「おはようございます、あん、あん!あああああっあセレスさん…」

俺に跨って騎乗位で快感を貪っていた。

「おはよう、麗華!」

麗華は呼びつけられるのを嫌う、その為麗華に敬称をつけないで呼ぶのは東吾だけだ。

最も、東吾に対しても嫌そうな顔をしていた。

「あん、あああああっあ、ごめんなさい、私本当に可笑しくなってしまった..んんのか止まりませんの」

会話している時も腰を振り続けている。

「麗華、俺は別に構わないだけど..大丈夫ですか..本当に?」

「駄目かも知れませんわ、はしたない事は解っていますのにそれなのに止まりませんの..どうしてもやめれませんの」

見ていて、光景がちょっと怖い..白目剥いて気絶しそうになっているのに、そこから復活して腰を振り続ける。

よく見ると口からは涎が垂れ流されているし、目の焦点もあっていない。

このまま見ているのもなんだしな。

「麗華、ほら」

俺は口を指さした。

麗華は嬉しそうにそのままキスをしてきた。

「うぐっうううううん、うんうぐゴクゴクううんっ」

相変わらず貪るようなキスだ。

3時間程、やり続けてようやく、麗華は満足したのか俺からモソモソと降りた。

急に頭が正常に戻ったのか顔が真っ赤だ。

だが、実際にはまだ快感が続いているのか、手が微妙に自分の股間をさすっている。

「私..どうなってしまったんでしょうか? 可笑しいのですわ、セレスさんの顔を見る度に…その性欲が高まってしまい..止まらなくなってしまいますの..こんな事しちゃいけない..そう思うのにどうしても止まらないんですの…変態ですわね」

「俺は女の子が少ない世界から来たせいか、まるで夢みたいで嬉しいから良いんだけど..大丈夫なの?」

「体がって事では大丈夫ですわ…精神は可笑しくなったのかも知れませんわね…セレスさんの事で頭が一杯ですのよ..可笑しい位他の事が考えられませんの…」

「あのさぁ…麗華っていつもそんななの?」

「違います! こんなはしたない事する女じゃありません! キスだってした事がありませんのに、こんなになってしまうのはセレスさんにだけですわ!」

「あの、間違っていたらゴメン…それって俺を愛してくれたって事じゃないの?」

「愛ですか?」

「そう、俺に対してだけ可笑しいんでしょう? 違うのかな?」

「愛? これが…そうかも知れませんわね..愛なのかも知れませんわ..」

「だったら、くんは付けなくて良いよ、セレスで、俺も興奮して 麗華って呼んじゃったしね」

《これは本当に愛なのかも知れませんわ…私が呼び捨てで嫌な気持ちにならないなんて、今までありませんでしたもの..可笑しいですの..呼び捨てにされて、何だか嬉しさが込み上げるなんて..ね》

「そうですわね、確かにセレスって呼んだ方が..何だか親しみ深くて良いですわ? 構わないならそう呼ばせて頂きますわ」

そう言いながらも麗華は俺の股間に手を伸ばしてきた。

流石の俺もこう連続だとさすがに立たない。

「良かったら、口でしてみませんか?」

「口で、そんなはしたない事私..私..ああっうぐううん、ううん、うん」

なんだかんだ言いながら、目がとろーんとなって咥えてきた。

流石にこの状態でフェラチオをするとは思わなかった。

何しろ水も浴びて無いから、俺のそこは麗華の愛液と俺の精子でベタベタだし、こすれて取れた陰毛までついていたんだから。

それなのに、美味しそうにしゃぶっている。

「ううんうぐううんチュパチュパチュパ、ううんうぐ、じゅるじゅるじゅる」

SEXを楽しむというより赤ん坊が一心不乱にミルク欲しさに乳房を吸う、そっちが近いかも知れない。

結局、そのまま口内発射を3回した。

最初の一回は麗華も飲むのに苦労したが2回目からは嬉しそうに恍惚の表情で飲み干している。

「私、本当に可笑しくなっちゃいましたわ..こんな淫乱な女じゃありませんのに、セレスの前だと淫乱になってしまいますの」

「麗華さんにして貰っていると愛されているみたいで嬉しいよ」

「嫌いにならないで下さい..私、セレスに捨てられたら多分生きていけませんわ」

「麗華、愛しているよ!」

「私も愛していますわセレス!」

快感を愛に挿げ替えるのは簡単だ。これは肉食系のヤリチンホストが使う手の一つだ。
SEXの度に愛していると囁かれ、いつの間にかただの快感を与えられているだけなのに..
凄く愛されていると感じ、ボロボロになるまで貢いでいく…
これと同じ事をしているに過ぎない。

麗華の目がトロンとしだして股間に手が伸びて、口に含もうとした。

「待って、今度は俺もしてあげるから」

麗華に俺の顔の上に跨って貰った。

正直、麗華の股間は愛液と俺の精子が垂れているので汚い。

「そんな、こんな格好、恥ずかしいですわ」

そんな事言いながらも股間がピクピクしている。

俺は汚いのを我慢して麗華の股間を舐め始めた..愛華も俺の物を口に含みだした。

いわゆる、69だ。

「あああああっああああこれ凄すぎます..凄すぎますの..だめーっ」

すぐにいってしまった。

確かに、これだと口から精子が飲めるだけでなく、股間からも涎が入っていくんだから快感は凄いのかも知れない。

だが、汚いのを我慢して69をしているのはこれだけの為ではない。

その上のもう一つの穴を責める為だ、アナルを責める為だ。

「じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶうううんじゅぶうんんっチュパチュパ」

麗華がフェラしているその状態で俺は舌先でお尻の穴を舐め始めた。

「うぐっうううっうぐーーー」

麗華が口を離そうとしたが太腿で締め付けて口が抜けない様にした。

本来、麗華は綺麗好きだからこれは耐えられないのかも知れない。

そのまま、音が出るように尻穴を舐め続ける。

太腿の力を緩めると愛華が口を離した。

「セレス、そこは汚いですのよ、本当に汚い..やめて下さい、やめてですわ」

そう言いながら体は逆で尻の穴はひくついていて、麗華の体は俺に尻穴をおしつけてくる。

「あああああっ、駄目なのに汚いのに..あああん、可笑しくなろ、また可笑しくなってしまいますの」

「麗華さん、好きな人の体に汚い所なんてどこにも無いですよ」

「また、そんな事..うぐうううん言ってもう、仕方ないですわね」

そう言うと麗華は更に頭を股間にうずめた。

俺の口が尻穴から外れた。

嫌だから逃げたのかそう思ったら..

「ぺちゃ、ぺちゃ、ぺちゃ..少し苦いですわね」

「あああっ」

思わず俺が声をだしてしまった。

「お返しですのよ? 私だって大好きなセレスの体に汚い所なんてありませんわよ?」

麗華が俺のアナルを舐めだした。

俺は仕方なくその快感を味わいながら指でアナルを弄り回した。

「あっあっああーん、ぺちゃぺちゃうううん」

そろそろほぐれて来たかな。

「ちょっと体制変えるけど良いかな?」

「構いませんわ、セレスの好きなようにしてい良いんですのよ?」

「SEXしますのね..嬉しいですわ..」

「違うよ、今度はこっちの方に入れるんだ」

「ちょと待って、ねぇちょっと、そこは汚いからやめ…ああああああっ痛い、痛いですわやめて下さい痛い」

俺は嫌がる麗華のアナルに突っ込もうとしたが、ほぐしたのになかなか入っていかない。

仕方なく、麗華の愛液と自分の精子を擦り付けて強引に入れていった。

「セレス、痛いの、ねぇ抜いて、お願い、凄く痛いんですの..ねね」

「大丈夫前と同じで直ぐに気持ちよくなるから」

「せめてゆっくりにしてお願いします、お願いしますから..ねぇ お願いしますわ」

それが3分もたたずに

「お尻気持ちいいですの、セレスもっと、もっとついて欲しいの、せつなくなりますわ」

「あああん、あぁぁあ、そこですわ、セレスは気持ち良い、私のお尻気持ちいいですか?」

麻薬の体は本当に凄い。

結局、1週間もしないで麗華の全てを俺は奪ってしまった。

もう既にお互いに触って無い場所はないし、麗華の初めてもも全て奪ってしまった。

最近の小説やアニメで別空間で修行する話があって感化されてしまったが、頭が可笑しかったんだと今なら思える、10年いや1年で充分だ。

残りの期間をどうするか?

考えると少し頭が痛くなってきた。

麗華? 狂った愛
どの位時間が経ったのか全く分からない。

数年経ったのかも知れないし、まだ数か月なのかも知れない。

これだけの期間でもSEXに関して言うならありとあらゆる事をやり尽くした気がする。

それと同時にこの空間について解った事もある。

まず、この空間は恐らく時間が経たない。

その証拠に僕は髭も伸びて無いし鼻毛も伸びていない。

これは凄く良かったといえる、幾ら相手が麗華でも髪の毛がボサボサで鼻毛やマン毛が伸び放題だったらやる気が半減するだろう。

それと同時に恐らくこの空間では妊娠もしないと思う。

これは「異空間に2人一緒に転移する力」を望んだからからかも知れない、これは仮説だが恐らくこの空間には二人しか存在出来ない可能性がある。

こんなに毎日やりっぱなしなら本来は間違いなく妊娠しているはずだ、だがその感じはない。

これには本当に助かった、もしこの空間でも妊娠するのなら、出産を手伝わなければならなくなる、流石に助産の経験は俺には無いし、もしそれを旨くクリアしても、粉ミルクもオムツも無いこんな空間じゃ子育ても満足に出来ないだろう。

そう考えたら本当に良かった。

最も、俺の考えから特別に産まれたスキルだから、俺の都合の良いようにあの女神が調整してくれたのかも知れない。

麗華はと言うともう俺無しでは生きれない可能性すらある。麻薬の体が此処までだとは思わなかった。

暇さえあれば、SEXしようとするし、それを避けると無理やりキスをしてくる。

 そして、その時の姿は正にケダモノの様な感じになる。 幾ら美少女とは言えこう毎日SEXばかりじゃすぐに飽きると思う、何しろ麗華に自由にさせたら、三日間位(あくまで感覚的だが)やり続けた。

しかも多分一日に20回以上はいき続けて涎を垂らして目がいってしまっても辞めない。

こんなんじゃ麗華はもうまともな恋愛は出来ないだろう..万が一がおきて、他の男性とくっついたら、相手の男性は腹上死か衰弱死してしまうだろう。

また、今の麗華を満足させるにはドラッグや麻薬でも使わなければ無理だ。

普通の人間ならこんなSEXしたら普通に数日で飽きてしまうに違いない、だが、俺は「女に対して異常」だ何しろ、身内で二人常にやれる女がいながら、学校でも自由に出来る女を一人持っていたがそれでも足らない、そう思っていた位だ。

更に俺は女に飽きる事は無い。

本当の俺を知っている人間からは「そんなに女が居るのに飢えているのか?」そう言われるほどだ。

こんな状態の麗華ですら普通に相手出来てしまうし、まだ余裕がある。

だが、その反面、このスキルは「相手の一生を面倒見る」その位の覚悟が無ければ使ってはいけない。

そういうスキルだと思う。

実際に麗華に「お前なんか要らない」そう言ったら、「だったら殺して、殺して、セレスがいない人生なんか意味無いから」とキチガイの様に叫んだ。

つまり、このスキルで手に入れた女と別れるなら殺すしかない..そういう話だ。

最も、俺は麗華を手放す事は絶対に無いと言い切れる。

何年もの間、毎日SEXだけ続ける生活を送ったせいか…完全に俺だけの物になってしまった。

簡単に言うと、何をすれば俺が喜ぶのかが完全に解っている、だからこれ以上ない位に気持ちい良いSEXができる。

それに俺の為なら何でもしてくれる、ここまでの女は普通の生活じゃ手に入らない。

ある意味、究極の俺専用性処理便器と言えるかも知れない。

麗華が俺を手放せない反面、俺も麗華が手放せない様になってしまったのかも知れない。

まぁ完全にどちらも歪んだ愛である事は間違いないけど、

そして、最大のこれからの課題は…リハビリが必要だという事だ。

麗華? もう止まらない スカトロ注意
そろそろリハビリを考えなくてはいけない。

「うぐっうううん、うぐっはぁはぁはぁうぐゴクゴクうううん」

何しろ麗華と来たら暇さえあればフェラチオをしているか?SEXをしているか?しかない。

冗談では無くマジで!

今もフェラが終わるって射精したばかりなのにまた口に含んでいる。

そして立ったら、今度は考えて俺に跨ってきた、まぁ騎乗位ってやつだ。

そして、その片手には果物が握られている。

前は少なくとも物を食べる時はSEXを中断していたのに今ではそれすら惜しんで快感を貪っている。

異常な程、麗華は本当に俺とのSEXに嵌ってしまった。

何しろ俺が言わなければ、水浴びすらしないでSEX、トイレに行くのすら辞めてしようとする。

真顔で「おしっこでちゃうけど、続けてよろしいですわね!」なんて言い出した。

まぁいく直前だったのでそのまましてしまう俺も俺だけど..

流石に大きい方は遠慮してもらった。

続けられるのであればこの生活は嫌いじゃない、だけど実生活に戻る日が必ず来る。

そう考えたら麗華に「待て」を教えなければならない。

「ああああっああああんあん、あん、あん、セレス気持ちい良いですわ! セレスはあんどうですか?」

今も俺の上で腰を振っている。

「ああ、気持ち良いいよ!」

「だったら、あんあああっ、セレスもちゃんとして下さい..手抜きは、嫌ですわ、はぁはぁ..私だけでなくセレスもちゃんとして下さい」

これで今日は12回は麗華はいっている、俺も6回..なぁ? こんな生活送れないだろう…魔王と戦わないといけないのにさ。

だから、心を鬼にして抜いた。

「あっあっあああーっ何で抜きますの! 私何か悪い事したのですか? 謝ります、謝りますからして下さい」

「麗華、愛しているよ!」

「私も愛していますわ..だから..私を愛しているならして下さい」

「俺も続けたいけど、こんな生活をしていて戻ったらまともな生活が送れなくなるよ!」

「そんな、帰れるかどうかなんて解らないですわ! もうずうっとこのままですのよ? 多分死ぬまでこのままですわ!」

《100年経ったら元に戻るんだが..それは教えられないしな》

「だけど、もし帰れたらどうすんだよ..」

「まさか、帰れたら..私捨てられてしまいますの..そんなの嫌ですわ..」

やばい、泣き出した。

「捨てたりしないよ…だけど、ずうっとSEXしっぱなしじゃっ生活できなきでしょう? 例えば麗華をお嫁さんにしたとしても、一緒に冒険するか、働くしかないじゃない、そうしたら一日の半分はSEX出来ないんだよ..少しは考えないと」

「お嫁さん! そうですわね少しは我慢しないといけませんわね..それでセレスはどうしたいのですか?」

《良かった、今は真面だ》

「試しに今日一日SEX無しの生活してみない?」

「それはフェラチオもキスも無しですの?」

「うん、辛いけど頑張ろう」

「解りましたわ..それも愛ですわね..頑張りますわ、その代わり頑張ったらその分思いっきり楽しませて欲しいのですわ」

「うん、約束する」

暫くしたら、麗華は禁断症状が出始めた..

「寒いのですわ..ああっああああっ」

ガタガタ震えだして、目が泳ぎだした。

「今度は、熱くなってきましたわ..なんでこんな所に虫がいるのでしょう..セレスが..ゴメンナサイ、このままじゃ、セレスを押し倒してしまいますわ..だから、見えない所にいきますわ」

確かに見えない所の方が耐えられるかも知れない

「頑張って、麗華…愛しているよ!」

「ええっ私も愛しています…だから頑張りますわ」

そう言って麗華はフラフラと行ってしまった。

半日くらい様子を見た。

頑張っているな…そう思っていた。

様子を見に行ってみた。

そこで俺が見たのは、俺のおしっこを、ぴちゃぴちゃ舐めている麗華だった、しかも口の中には茶色い物が見えている。

《そうか、おれのおしっこも体液、麻薬だ、その成分はウンチにも含まれているのか》

「麗華、一日よく頑張ったな…」

俺は麗華の口をしっかりと漱がせて、SEXをした。

流石に、ウンチを口にした口にキスはしたくない…そう考えるともう、「待て」は諦めるしか無いのかも知れない。

麗華? 日常への帰還
どの位の年月が流れたのか解らない。

麗華は更に磨きがかかり今では飲尿するようになった。

流石にうんちまで手にしようとした時は「それをしたらもうSEXしない」と言ったら辞めた。

だが俺に隠れて食べているかも知れない。

たまにキスした時に変な味がするからわかる。

もう、此処までの変態と付き合う人間は居ないだろう..まぁ俺は好きだけど。

結局、「待て」は出来ないけど、帰ってからどうするか真剣に考えた。

結果、考え付いたのが「飲尿」「唾を飲ませる」この二つだった。

この二つも充分に麻薬成分が含まれている。

この二つを飲ませていれば、麗華は真面でいられる。

だが、唾はともかく、尿を飲ませるのは気が引けたが当人が喜んで飲むんだから仕方ない。

それにどんなに頑張っても唾には限界がある、水を飲んで唾を増やしてキスしたら、何時もより快感が落ちたらしい、そう考えたら尿に頼るより仕方ないかも知れない。

ここまで来たら、元の世界に戻っても、夢だとは思わないだろう。

何しろ、毎日SEXしていたから麗華の体系は少し変わった気がする。

俺好みに肉付きが良くなった。

見た目は変わらないけど、触り心地が良くなった。

二つの穴も随分使い込んだからまるで俺の為にあるように気持ち良い。

俺の為にだけ存在する女、それが吉祥院麗華だ、そう言っても過言ではない。

それは麗華も同じだと思う。

それからも毎日、毎日 SEXをし続けた。

「ううん、あぁあああああっセレスー、気持ち良いうんうううううんっああっ」

最近は少し余裕が出てきたのか、ただSEXに没頭しないで少しは話が出来るようになった。

「セレス、愛している、愛しているわ! 愛してますわ!」

「俺も愛しているよ!」

ただ、SEXするだけでなく会話も楽しめるようになった。

ただ、やはり回数をこなしてくると

「あああああっあああああんあぁっあっあっあ」

「じゅる、じゅるうんぐっ、ううんチュパっ」

会話が無くなって没頭してしまう。

快感が優先になったら二人とも無言でしまくってしまう。

まぁもうこれで良いや..

朝起きて「おはよう」から始まり、「お休み」までSEXしまくる、暇さえあればキスをして涎の交換をする。

そんな日々が続いた。

ここまでくるとSEXするのが当たり前のような日常になる。

結局、それしかないから体を重ねてSEXをする、案外、麻薬の体が無くてもこの空間だけでも良かったのかも知れない。

そんな日々を続けていると

《99年と364日が過ぎました、あと一日で元の空間に戻ります》

そういう声が聞こえてきた。

「麗華には今の声は聞こえた!」

「何をいってますの! ああああんっああ」

「今、勘違いじゃなかったら、明日、元の世界に戻るみたいだ」

「そんな、今のままで、今のままが良いですわ..ああんあん」

「だけど、無理みたいだ…」

「セレス、元の世界でも私を愛してくれますか? ずうっとそばに居させてくれますか?」

「約束するよ」

「なら良かったですわ、私は永遠に貴方だけの物ですわ」

「愛しているよ!」

「私も愛していますわ!」

次の日はひたすらSEXしまくった..フェラもキスも暇さえあれば続けた。

そして、お互いの体を水で流して清めて寝る..そのつもりだったけど..

「ごめんなさい、私、無理ですわ..うぐんううんクチャジョブううん」

結局、麗華はフェラチオを初めてしまった。

「しょうがないな、まぁこんな最後の夜も良いかもね」

朝までに何回抜かれたか、わからない程抜かれた。

暫くすると靄が掛かるように体が消えてきた。

気が付くと俺は元いた、麗華の部屋の前にいた。

「お休み 麗華」

そう言うと俺は自分の部屋に戻った。

異世界の初めての夜。
せっかく、今日は静かに眠れる。

そう思ったのにすぐに麗華が枕を抱えて俺の部屋に来た。

よくよく考えたら麗華は俺中毒みたいな物だ離れられる筈が無い。

「私が来たのに嬉しくないんですの?」

さっき迄と違って綺麗な寝間着のような物を着ている。

凄く新鮮だ。

なのに俺が考え事をしているといきなり咥え始めた。

《やっぱり、女の子って良い匂いするなぁー本当にそう思った、流石に体を水で流すだけじゃそれなりに臭った》

「うんぐ、うううんチュパチュパ、うぷうぷ」

俺はというと、布団の端を切って綿を取り出した。

「うんぐっ セレス、それは何を、うぐうううっ しているのかしら?」

咥えながら不思議そうにこっちを見ている。

俺は綿を口に含んで唾を滲み込ませた。

「ちょっと口を離してくれるかな?」

麗華は凄く切なそうな顔をしたが、一応、口を離してくれた。

「口あけてあーん」

「あーん..これってううん、ううん」

「一応、俺の唾を滲み込ませたんだ、これならどうかな?」

「うん、大丈夫そうですわ」

「そうか、それなら明日までにこれを幾つか作るから持っていくと良いよ」

「うぐっううん、じゅる、じゅる、うううん わはりましたは あるがとうごはいます」

また咥え始めた。

俺が座って、綿を口に入れているせいかずうっとフェラをしている。

俺の唾で湿らせた綿を30位は作ったから明日一日位は持つだろう。

「終わったよ!」

そう俺が言うと麗華は俺のズボンを手早く脱がし跨ってきた。

こう考えると、俺は最近、楽しすぎな気もする。

麗華が腰を動かし始めた。

「明日からどうしようか?」

ギシギシギシっ

「ううんうん、そうですわね、まずは私が今日夜這いをかけた事にしますわ」

「ええっ!」

「既成事実は必要でしてよ! ここには親は居ませんから二人が愛し合っているそれだけで十分ですわ..ああっあああん」

ギシギシギシッ

「だけど、あの三人は大丈夫なのか?」

「へへ平気ですわ! 良く勘違いされますが東吾とは、あんあっ別に恋人じゃないんですのよ…それに霊夢は東吾が好きですし、梓は剣道大好き女子ですわ、まぁ少しは貴方に興味があるみたいですが..こういうのは、あああん、早い者勝ちですわ」

《そうか、生徒会って東吾のハーレムって訳じゃ無かったんだ》

「あの、麗華は全然東吾くんの事を好きじゃなかったの?」

「ああっやきもちですの? 嬉しいですわ…確かにお互い好きだった時期もありますが..多分、東吾は1人じゃ満足しないタイプですわね…それを考えたらすぐに熱も冷めましたわ..ああああんあっ」

「そうか!」

「私嫉妬深いんですのよ? 此処までして浮気なんてしたら許しませんわよ!」

「ああ…..」

《これは不味い事になったのかも知れない..だけど、麗華一人で今の所、俺は手いっぱいだ》

「そうですわ、まずは私はこのまま泊まりますから、明日は一緒に部屋を出ましょう..それからつき合い始めた…そう皆んなに伝えれば..ああああん、良いですわ」

結局、俺は請われるまま朝まで8回もしてしまった。

寝間着姿と清潔なに触発されたせいだ。

ここはあの白い世界とは違う、明日はちゃんと行動しなければいけないのに。

外堀から埋められる。
「セレス様、朝でございます、ご用意ください!」

メイドさんが起こしに来てくれた。

「わかりましたわ!セレスは私が起こしますわ、私も起きておりますので私の部屋への訪問は大丈夫ですわ!」

「あっはい、畏まりました..」

ドアの外でメイドさんが困っていそうなのが何となく解る。

麗華の確信犯だな。

こうして、既成事実という物作っていくんだな…?

俺やばくないかな? 

「それでは私も一回部屋に戻って着替えて参りますわ..暫くお待ちになってくださいまし」

凄く、嬉しそうに部屋に戻っていった。

あれっ俺麗華を待ってなくちゃいけないのか?

どうやら、綿に沁み込ませた唾はきいているようだ…何処から見ても? えっ大丈夫だよな、いつもの麗華だよな?

暫く経つと麗華は着替えを済ませて戻ってきた。

「お待たせしましたわ…さぁ行きましょう!」

麗華はおれの腕に手を絡ませるとグイグイ引っぱっていく。

食道についた。

流石に食事は王族と一緒という訳では無く俺たち5人だけだ。

腕を組んで俺と麗華が現れたので驚いた顔でこちらを見ている。

「霊夢、申し訳ないけど一つずれてくれないかしら?」

「えっ麗華様..解りました」

「セレス、ここ空けて貰いまいしたわ..これで隣に座れますわよ」

「あの、麗華、お前どうしたんだ..」

東吾が聞いてきた、うん確かに少し? おかしいよな?

「昨日からセレスと付き合い始めましたの! 愛し合う二人が隣どおしで座る事は当たり前ですわ!」

「そうか、それはおめでとう..セレスくん、麗華を頼んだぞ」

《あれっ本当に違うんだ》

「大丈夫だよ、麗華さんはちゃんと大切にするから」

「セレス、何で、何で「さん」なんてつけますの! ちゃんと麗華って呼んで下さいまし!」

「解ったよ…麗華..これで良い」

「ええ、それで良いんですわ」

「あの麗華様、セレスさんと付き合うってどういう事でですか?」

「霊夢、私言いましたわよ!早く勝負した方が良いって!」

「確かに言ってましたけど..早すぎませんか?」

「恋愛は早く動いた者の方が有利なのですわ、霊夢はまだ心が揺れ動いている状態、梓がどうしようか悩んでいる状態、それならお二人がまだ、心が決まってない..正にチャンスなのですわ..」

確かその後「まぁ、直ぐに決める事も無いですわ」とか言ってなかったか?

梓が言い出した。

「ええ、言いましたわね、だけどそれは、あなた方はゆっくり考えればという事であって私がゆっくり、考えるとは言っていませんわ」

「ああ、確かにそうだが、余りに早くないか?」

「確かに、その日のうちに枕を持って夜這いを掛けるのは早いかも知れませんわね、だけど、余りゆっくりする時間もありませんわよ!」

「「夜這い!」」

「麗華、お前セレスくんに夜這いを掛けたのか?」

呆れたような顔で東吾が俺と麗華を見ている。

「勿論ですわ、そうですわよね! セレス!」

「あーはい」

《間接的とはいえこの場所で二人でやりましたって、流石の俺でも恥ずかしいぞ》

「麗華様、いったいどうなされたのですか? 何か可笑しいよ!」

「私もそう思うぞ! セレスさんの事が凄く好きなのは解ったが..私達を出し抜いて迄急ぐ必要があったのか? そんな事までして」

「やっぱり気づいてませんのね? 昨日の親睦会を見てどう思いました?」

「貴族の方も優しそうで良かった..そう思いました」

「私の方もそう思ったぞ」

「俺もなにも可笑しく所なんて無かったと思うぞ」

「ちゃんと客観的に見ないからそう思うのですわ! 東吾には沢山の綺麗な令嬢が、 霊夢と梓にはそれぞれ貴族の令息が囲んでましたわよね!」

「それがどうしたのかな? 可笑しくないと思うな」

「良いですか? 親睦を深めるそれが目的なら同性との親睦も深める時間も必要な筈ですわ、悩み事は同性に相談がしやすい筈なのですから、東吾や霊夢は社交界に行った時に、あそこまで異性に囲まれた事はありますか? 東吾であっても周りには何人かは男性がいたはずですわ」

「麗華が言いたい事は解るぞ、あれは半分婚活パーティーの前哨戦みたいなものだ」

「流石、東吾ですわ」

「「ええっ」」

「最高の環境だぞ! あそこに居た人間から恐らく相手は選び放題だな、効いた話しではこの国は一夫多妻だから将来的にはあの中から何人か妻を娶るかもしれないな」

「そうだったんだ..」

「まさか、その様な意図があったなんて気が付かなかった」

「それで問題は東吾以外ですわ! この国は一夫多妻ですのよ? 女性には不利ですわ、ただ一つ多妻であっても明確な差はありますの!」

「どういう事か教えて下さい! 麗華様」

「妻には正室と側室とあって正室は1人だけ、正室と側室とは明確な差がありますのよ! 正室が妻なら、側室は愛人みたいなものですわ」

「それは解ったが、それだと何で急がないといけないんだ?」

「解りませんの? 二つの理由が明確にありますのに!」

「霊夢にも教えて下さい」

「良いですか? 国としては可能であれば、あの中から相手を選んで欲しい、そう思っていますわ」

「「本当に!」」

「そうですわよね、東吾!」

「まぁ普通はそうだな!」

「東吾は一夫多妻だからあの中から選んでも他に女性が選び放題、まぁ最悪あの中から側室を何人か迎えればそれで済みますし、他の女性と結婚も可能ですわ..では私達はどうなのでしょうか?」

「どうなるんだ?」

「簡単に言いますと誰かの正室、もしくは側室になる、そんな未来が妥当ですわね!」

「そんな」

「まさか、直ぐにそうはならないだろう」

「東吾はどう思いますの?」

「勇者パーティーだからな、確実にその線はあるだろうな! 俺辺りは下手すれば王族や貴族の娘との婚約辺りは直ぐに話が来るかもしれない」

「まぁハーレムが好きな東吾には優しい世界ですわ…では私達は?」

「霊夢は何か不安なんだけど」

「私も何だか怖くなってきたな」

「恐らく、魔王が倒すまでは大丈夫だと思いますが、それが終わったら貴族辺りとの婚姻、そういう事になる可能性が高いと思いますわ」

「そうなりそうな気がする..どうしよう」

「なんだかそう考えたら..辛いな」

「そうなのですわ、多分魔王の討伐が本格的に始まったら恋愛なんて出来ない可能性がありますわ..また意図して異性を近づけなかったり、婚姻を結んで欲しい男性を近づけたりしてくる可能性もありますわ」

「そうかも知れないな」

「どうしよう..」

「ええっだから私は急ぎましたの! 私とセレスはもう婚約しているような物ですわ、恋は早い者勝ちなのですわ..これで、私はその連鎖から外れまして、愛しいセレスとの人生がまってますのよ」

「麗華様 ズルいと思います」

「私もそう思うぞ」

「あらっセレスの正室は渡しませんが側室なら空いていますわ..それに東吾なら正室も側室も空いてますわ..ただ、これはあくまで憶測なので正しいかどうかは皆さんで判断して下さいね」

相変わらず凄いな、麗華の凄さは正しいかどうかではなく、自分が言った事が正しいように思わせ説得してしまう事だ。

今回も何の根拠も無いのにここ迄の説得をしてしまった。

だけど、俺、いつの間にか麗華の婚約者になっている..しかも正室として貰う事に…

まぁ良いんだけど、完全に外堀を埋められてなくないか?

まぁ食後にでも麗華と話してみるか。

麗華の考え
「麗華、さっきの話しなんだけど..」

「どのお話の事ですの?」

会話だけ聞いてれば、真面だけど麗華は俺の涎が沁み込んだ綿を口に含んでいる。

流石にこの時間から部屋に轢きずりこむ訳にはいかないからな。

「いや、何もかも全部なんだけど」

「まさか、あそこまでしてるのに、結婚しないなんて言いませんわよね?」

「いや、それは良いんだけど..他の事だよ!」

「そうですわね、さっきの話はあくまで可能性ですわ、ですが、セレスは勇者パーティのジョブで無い可能性が高いので、引き離されない様に保険をかけましたの! 流石に今の状況で付き合っているのに引き離すような事をこの国がすれば皆んなから反感を買う、その位はこの国も考えるでしょうから、これで一安心ですわね…」

《やっぱり、麗華は頭が切れる、生徒会は東吾がまわしていた…そういう話だったが、どう考えても麗華が影で操っていたんじゃないかな..そう思えてしょうがない》

「それって、率直に言えば俺が切り捨てられる可能性を考えて、先に手を打った、そういう事だよな」

「そうとも言いますわね! 命よりも大切なセレスの為ですもの、私なんでもしましてよ!」

「その後の話は?」

「流石、セレスですわ!やはり気が付いていらしたのね!」

「まあな」

「あれは、私とセレスが生き残るための布石ですわ!」

「やっぱりな」

「ええ、ああいう風に伝えて置けば、東吾は貴族の娘に囲まれてハーレム生活を送る、そう二人はとりますわ! そこそこ頭の良い二人ですもの、そこに自分の居場所が無い位は解る筈ですわ!」

「貴族に行った所で勇者パーティの仲間というだけの飾り物として扱われる、そう言う風に誘導したんだろう?」

「ええっ、そうすれば、あの二人は、かなりの確率でセレスの方にくる、そんな所ですわね!」

「そこまでは俺でも解るんだが、その先が解らないんだ」

「その先の事ですの?」

「そうだ、麗華は俺を独り占めしたくは無かったのか?」

「独り占めしたいに決まっていますわ!」

「だったら何故..」

「愛しているからに決まってますわよ!私とセレスだけで生きられるのなら別にそれで良いのですわ!ですが、私とセレスの力じゃどうにもならない事が起きるかもしれない、そんな時の為に二人を引き込む事が必要かも知れない…保険ですわね」

「いや、それで良いのか?」

「仕方ない事ですわ..私が常に一番なら良いですわよ..正室はあくまで私! 引き込む代償として、側室という名の性処理便器として二人を使う位までなら許してさしあげますわよ!」

「良いのか?」

「ええっ何かあった時には私とセレスの弾除け代わりに死んで貰う人なのですから、その位はしてあげないと、私は結構、寛容ですのよ…幾ら使っても文句は言いませんわよ!」

「だけど、あの二人をこっちが取ってしまったら、東吾くんは不味いんじゃないか?」

「東吾が死んだってかま湧いませんわよ! 3人抜けたら、恐らく貴族の娘や子息でそこそこスキルのある者でパーティを組むと思いますわ、そうしたらこっちはセレスと私、梓と霊夢でパーティを組んで一応旅に出ます」

「それで?」

「東吾達が無事魔王を倒せば、流石勇者と称えてあげれば良いのですわ、そして東吾が死んでしまったら、私達で戦ってみて、勝てるようならその後の生活の為に倒して栄誉をつかむ、無理そうなら二人を捨て石にして逃げ延びてひっそりと二人で暮らす、こんな感じですわね!」

「麗華って三人には思い入れは無いのか?」

「ありますわよ! 少なくともこの世界の人間以上に大切ですわね! だけど自分の命とどっちかだったら、間違いなく自分をとりますわ…命よりも大切な物なんてセレスしかありませんわよ! 多分、セレスが死んでしまったら私、本当に生きていけませんわ!」

《麗華が壊れてこうなったのか、それとも元からここまでぶっ飛んだ奴だったのか今更解らない..だけど一つだけ言えるのは、麗華をものにして良かったって事だ…多分他の奴じゃ麗華に太刀打ちできないだろう》

「今日は午後からはジョブのチェックや今後の方針の話だけど、まだ結構時間あるけどどうする?」

「そうですわね、この綿だけじゃ味気ないですから、セレスの部屋に行って今後の打ち合わせをしながら楽しみたいですわ..駄目ですか?」

「駄目な訳ないよ..そうするか?」

「そうと決まれば、時間が惜しいですわ..直ぐに行きましょう!」

麗華は俺の手を取って走り出した。

「そんなに急がなくても..」

「その、これから出来ると解かったら1秒だって時間が惜しいのですわよ、体もうずうずしてしまいます、2人の愛の為に急いで行きましょうですわ」

麗華が味方で良かった…心底そう思った。

ジョブの確認と教会
結局呼び出しが掛かる迄部屋で過ごした。

流石に呼ばれたらすぐに行かれるようにディープキスだけで済まそうと思っていたら、麗華は下半身に手を伸ばしてきた。

「大丈夫ですわ、これならズボンを上げるだけで済むから困りませんわ!」

そういうと、ズボンとパンツを下げて俺の股間に顔をうずめた。

「ううん、うぐううん、じゅる、じゅるじゅるるるうっ」

麗華にフェラされている間に俺は麗華から綿を回収してしゃぶっている。

あっと言う間に麗華は綿をしゃぶりつくしたから補充が必要だ。

また、布団を千切る訳にいかないので、麗華が使用した綿をそのまま俺がしゃぶっている。

結局、俺が用意した綿は半日も持たなかったようだ。

暫くして、準備が整ったのかメイドが呼びに来た。

「麗華様、セレス様 準備が整いましたので案内しに来ました」

今朝の事があったせいかノックをして声を掛けてきただけでドアを開けて来ない。

流石王宮に仕えるメイドだけのことはある。

多分、この様子だともう俺と麗華の事は把握されている事だろう。

「すぐに用意します」そう返事をしてズボンを上げた。

メイドについていくと大広間の様な場所に通された。

先に三人はついており、今日は王様は居ない。

どうやら、今日はマリアーヌ王女が仕切るようだ。

昨日とは違い、貴族らしき人も居ない、その代わり王宮関係者が居た。

「異世界の皆様、これからジョブの確認をさせて頂きます。その後は今後の方針について軽く話させて頂きます。ですがこれはあくまで、要望とお願いの刷り合わせです。実際には1か月以上掛けて話し合いながら決めていきますので御安心ください」

「「「「「解りました」」」」」

見ると水晶玉位のオーブが置いてあった。

多分、そこに触れるとなんだかの方法でジョブが解るようになっているのだろう。

「それでは東吾様からこのオーブに触れてください」

「これで良いのか?」

東吾がオーブを触るとオーブが光りだして文字が映し出された。

天上 東吾
ジョブ 勇者
スキル 勇者の才能1 

「東吾様は勇者のジョブです!」

よくある小説や映画のように特に歓声は上がらなかった。

「さぁ 次は梓様お願いします」

「はい」

同じようにオーブが光る、そして映し出されたのは。

篠原 梓 
ジョブ 剣聖
スキル 剣術の才能(極み)1

「梓様のジョブは剣聖です!」

やっぱり歓声はあがらない。

案外、厳粛な儀式なのかも知れない。

「霊夢様、お願いします」

「はい」

映し出されたのは

牧野 霊夢
ジョブ 賢者
スキル 攻撃魔法の才能(極み)1

「霊夢様のジョブは賢者です!」

「麗華様、お願いします」

同じようにオーブが光った。

吉祥院 麗華
ジョブ 聖女
スキル 回復魔法の才能(極み)1

「麗華様のジョブは聖女です!」

「それではセレス早くしろ!」

あれ、可笑しい別に拘りは無いんだが、「様」が抜けている。

それに明らかに目つきが可笑しいし、騎士らしき人間の数人が剣に手を掛けている。

「どうした、早く手で触れ!」

まぁ文句を言っても仕方ない..素直に触った。

同じようにオーブが光った。

セレス スタンピート
ジョブ 聖騎士
スキル 剣術の才能1 魔法の才能1

当然、女神スキルは見えていない。

「せせせセレス様のスキルは聖騎士です、申し訳ございませんでした!」

いきなり、オーブを見ていた人間が椅子から降りて日本でいう土下座に近い恰好をした。

それと同時にさっき、俺を敬称無しで呼びつけた人間もそれに続いてひれ伏せていた。

正直、何が何だか解らない。

「あの、謝罪は良いですから、事情を説明してくれないか!」

話を聞いてみると彼らは教会から派遣されてきており全員が神官なのだそうだ。

オーブは教会だけが扱える神具だそうだ。

そして謝罪をした男性は司祭だった。

教会としては俺に対して幾つかの嫌悪感があったらしい。

1、女神に出会っていない状態で召喚されたのだから悪しき者なのでは無いか

2、一般人のくせに、神聖なる聖女に手をだした人間

3、セレスという過去の偉大なる聖人の名前を語っていた事

その三つの事から俺に対する対応を計りかねていたらしい。

だが、実際に俺の名前がセレス スタンピートという名前であった事とジョブが聖騎士だったことで対応が変わった。

説明によるとセレス スタンピートは歴史に2回登場していて聖書にも記載があるらしい。

一度目は当代きっての美少年として現れその美貌は女神でさえ魅了した。

魔王の下に出向き、自らが犠牲になることで人類の滅亡を救った。

その二人は同じ人物だったのか、同じ名前の別人なのかは不明だそうだ。

最初に名前を見た、司祭は生まれ変わりじゃないか、もしくは本物のセレス スタンピートかもしれないと思い動揺したらしい。

それは違うと説明したら

「ですが、この時代、この世界にセレス スタンピートとという名前の貴方様が来たのは何かの思し召しかも知れません!」

とまだ俺を崇めようとしていた。

そして、「聖騎士」というジョブはセレス スタンピートの時代以降、殆ど存在しないジョブになったらしい。

その代わり、似たようなジョブで「マジックナイト」というジョブが生まれたらしい。

最初、俺のジョブは、マジックナイトだった、だから「マジックナイト」について聞いてみた。

「マジックナイトなら、教団にも沢山いますよ、まぁ一般人からは尊敬はされるジョブではありますが、気になるのですか?」

そう返された。

ちなみに、さっき剣に手を掛けた騎士のなかの数人はマジックナイトだった。

つまり、あそこで名前を変えなかったら、やばい事になっていた。

もしかしたら、ノートリア様が色々考えてこの名前とこのジョブに変えてくれたのかも知れない。

結果的に言うと「聖女である麗華」と「聖騎士である俺」は教会的には最高の組み合わせとなる為に付き合う事が大歓迎された。

「聖女である麗華様が聖騎士であるセレス様に惹かれるのは当然の事です!」

と司祭は喜んでいた。

しかし、この司祭達、さっきから勇者達をほっぽりだして俺達二人の所で話し込んでいるが良いのだろうか?

「勇者たちの方はこのままでは不味くないんですか?」

流石に王女と勇者パーティを放置するのは不味いと思い言ってみた。

「そうでした、済まないがあっちの方の対応をお願いできるかな?」

「はい..」

若い神官が渋々勇者たちの方に行ったが、こちらに未練がありそうに見つめている。

その後、色々話したが、話をまとめると、

教会の立場は勇者を支援するのではなく「聖女」を支援するのだそうだ。

だが、今回支援するはずの「聖女 麗華」は既に男を作り傷物になってしまった。

これでは、教会が後押しする聖女のイメージが悪くなり教会としては今回の召喚はうまみが無くなった。

だが、そのお相手は今ではいない「聖騎士」だった。

「聖女」の相手が「聖騎士」なら教会としては問題は何もなく、寧ろ、2枚看板になってラッキー、幾らでもイチャイチャしても良いよ。

教会の立場としては後ろ盾は貴族じゃなく教会を選んでくれるよね? 教会は最高だよ!

こんな感じだった。

そこからは麗華が交渉しだした。

「結婚式を挙げたいのですが大丈夫ですか?」

「聖女と聖騎士の結婚は大歓迎です、私みたいな司祭でなく教主様が自ら行いますよ」

「嬉しい話ですわ、それならやはり私は聖女でセレスは聖騎士だから教会に所属するのが一番な気がしますわ」

「そうですとも、二人とも女神様の使いみたいな方ですのでそれが一番です、他を選ばれてもしっかり支援しますがやはり所属して頂ければ最高の支援を約束します!」

俺はふと思い出した。

《慈悲深き偉大なる女神ノートリア様…向こうの世界に行ったら、必ず貴方を信仰します、だから俺にも慈悲を下さい、お願いします》

そうお願いしていた、約束は守るべきだ。

「あの、信仰しているのは女神ノートリア様で間違いないですか?」

「流石、セレス殿、わが協会は女神ノートリア様を祭る一神教です」

「それなら、俺も後ろ盾は教会が良いと思います、ただ暫くお時間を頂けませんか?」

「何故ですか?」

「実は聖女の麗華は、剣聖と賢者の子に慕われているようなんです、可能ならこっち側に引き込みたい、そう思っています」

「それは素晴らしい、教会の看板が増えるのは大歓迎です、頑張ってください…そうしましたらこの後のお話合いには私が同席しましょう、決まったとは言わずに候補として挙げて貰った、そんな感じで如何ですか?」

何か一つ間違っていたら危なかった、こうしてジョブの確認は終わった。

今後の方針?
次は今後の方針か…

「今後の方針については皆さま考えはございますか? 今日はあくまで初めての話し合いなので考えを纏めるなんて出来ていないと思います。簡単な話し合い程度、それで構いません、個別でも仲間同士でも良いんで意見がありましたらお聞きします」

マリアーヌ王女と面接みたいな感じで今後の方針の話し合いを行うようだ。

東吾はなにやら考え込んでいる、梓や霊夢は明らかに挙動不審だ、恐らくまだ誰も具体的な考えがないんだと思う。

「それじゃ、先に行こうか?」

「そうですわね、皆さままだ考えが固まってないようですから先に行きましょう!」

三人が一瞬こちらを見たが先に行かせて貰った。

「おや、最初は麗華様とセレス様ですか? 教会の方もいらっしゃるという事は方針が決まったのでしょうか?」

「はい、とりあえず、俺は麗華とペアを組みます、この後人数は増えるかも知れませんが、此処までは確定です」

「それは麗華様も了承されているのですか?」

「はい、私の方から望んでペアを組んで貰いましたわ」

「そうですか…それで今後の活動についてはどのようにお考えですか?」

「俺は教会が支援してくれるという事なので、今後の方針は教会と話しながら決めていこうと思います」

「えっ支援者としてもう教会を選ばれた、そういう事なのでしょうか?」

《貴重な異世界人のうちから二人も教会にとられてしまうの!》

「まだ、支援者として確定はしていませんが、何だかの支援はお願いしようと思います、それにこの国の貴族に俺は必要ないようです」

「それは、どういう事でしょうか? 我が国は異世界の方をそんなぞんざいに扱ったりしません!」

「そうですか? ですが、晩餐会の時にはどなたも俺には話しかけてきてくれませんでしたよ…正直、あっ俺は必要ないんだそう思いました」

「それは…本当でしょうか?」

「そうですわね、確かに誰1人お話しされている方はいませんでしたわ! それで軽食を食べられて、挨拶されて帰りましたわ…おかげで私に凄いチャンスが頂けましたから私的にはついていましたわ」

「そう…ですか..」

「ただ勘違いしないで下さい、俺が聖騎士で麗華が聖女だから教会を主軸に考えようと思っているだけでまだ確定はしていませんから」

「そうですか、この国には異世界の方の支援を楽しみにしている貴族も沢山います、もう少し慎重に考えても良いのかも知れません」

「はい、まだ一か月ありますから、ゆっくり考えるつもりです」

「それが宜しいと思います、所で何故教会の司祭様がそちらにいらっしゃるのですか?」

「それは聖女様と聖騎士様がご結婚をお望みでしたので、それは教会の方で行わせて貰う約束をしましたのでそのご報告です」

「そうですか? 確かに婚姻は教会の管轄です、そのお話は父王に伝えさせて頂きます、愛する二人を引き裂くような事はしませんからご安心下さい」

《これは貴族の完全な失態ですね…》

「それではこちらも教主様にその旨お伝えさせて頂きます。」

結局、具体的な方針を伝えたのは俺達だけだった。

王女の考えと 縛られる者
何でみすみす、異世界人を手放すの…

特に、爵位の低い令嬢…勇者を射止めるのは確かに急務…ですが少しはセレス様の方へ行きなさいよ..

本当にそう思うわ..

相手が居なかったなら最大のチャンスでしょうに…しかも男女比の狂った世界から来た情報も与えたんだから、そのまま押し倒せば良いのよ。

メイドだってそうだわ…旨く押し倒して物にしたなら私が父王にお願いして爵位の一つ位貰ってあげるわよ。

他の2人ならともかく、よりによって聖女にとられるなんて失態も良い所だわ。

今迄の殆どの例だと「聖女」は教会に行く…そこはどうしようもない。

だが、異世界人で教会にとられるのはこの一名に抑えてきた。

今回はイレギュラーでもう一人召喚者がいた…当たりかハズレかは解らない。

だが、貴族であればその可能性も考えて行動すべきだ、少なくとも大人の貴族ならそういう行動をとる。

子息や令嬢という未熟な者であっても何だかの行動を起こすべきだ。

だれも行動を起こさななかった結果…その異世界人は、「聖女」にとられた。

最悪の事態だ、せめて「賢者」か「剣聖」なら二人一組で国で懐柔できたのに…よりによって聖女。

しかも、「聖騎士」で名前がセレス…どう考えても欲しい存在じゃない。

簡単に手に入る相手なのに…みすみす逃した..父王への報告が怖いわ…

そんな王女の気持ちも知らず二人は..

「これで大丈夫ですわ!」

麗華はパンティを降ろしはじめた。

「流石に夕食前は不味くないか? あまり時間も無いし..」

「ええっ本当なら裸になって全身で感じたいのですが..時間が無いのでこれで我慢しますわ!」

手早く、俺のズボンとパンツを降ろすと跨ってきた。

既に麗華のあそこは濡れていた、俺の体も直ぐに反応して大きくなった。

そのまま、麗華は俺に跨り腰を振り始めた。

「ああんっ、口も良いですがやっぱりこちらの方が私は好きですわ」

最近の俺は手抜きをしていている気がする。

本来のSEXっていう物はお互いが感じ合い楽しむ努力をするものだ。

だが、最近の俺は麗華に任せっぱなしで快感を得ているだけ、そんな気がする。

ここまでしてくれる麗華に手抜きは悪いな。

「麗華..うぐっうううん、うううっ…」

「えっセレス..ううん、うぐうううんゴクッ…今日のセレスは積極的で私も嬉しいですわ」

「麗華..!」

俺は麗華の頭を撫でてあげた。

麗華は嬉しそうに目を細めた。

「きょうのセレスは何故か優しくて、凄く嬉しいですわ」

そのまま手を滑られせて胸を触る。

「あああっあっセレス..今日は凄く積極的ですのね」

「本当はもっとしてやりたいけど、まだ早いからな…今日の夜は思いっきり楽しもうか?」

「本当ですの! 凄く楽しみにしていますわ」

そう言いながら夕食の時間の前までに結局俺は2回、麗華は4回もいっていた。

100年という月日は怖いな…凄くゲスな俺だけど..此奴だけは本当に好きになっているのかも知れない。

少なくとも、さっき「結婚」っていう言葉が出た時に嫌では無かった。

SEXが好きだが縛られるのが嫌いな俺がだ…完全に此奴はパートナーだ。

これからの事も真剣に考えないといけないな….

麗華、その狂っている愛と次の獲物
俺は麗華としながら話をしている。

やればやる程思うのだが、麗華は魔性の女なのかも知れない。

麗華が俺から離れないのは俺のスキル「麻薬の体」によるものだろう。

だが、俺はどうだ? 一人の女を百年も抱き続けて飽きない物だろうか?

普通に考えて飽きる筈だ、前の世界で葵を俺が満足するように育てた…だが、その葵だって何時かは飽きが来るはずだ。

実際に、俺の母や姉だってそこそこ抱き心地が良いが飽きた。

だが、麗華は飽きない! 抱けば抱く程、麗華は磨きが掛る。

つまり、麗華はSEXの天才なのかも知れない…俺が前の世界で欲しかった物を持っているそんな女なのかも知れない。

「ううん、あぁっ急に難しい事を考えてどうしたのですか?あああっ」

「いや、今後、どうしようか考えてな!」

誤魔化した。

「そうですわね、あっああん、できれば二人最低でも一人はこちらに引き入れたいですわね!」

「そうだな、それで麗華はどちらが良いと思うんだ!」

「そうですわね、ああんっ、性格的には梓、能力的には霊夢ですわ!」

「どうしてそう思う?」

「梓は固い性格ですが、一旦こちらに引き込めば裏切る事はしませんわ、精神的にも強いし言う事ありませんわね」

「そうなのか?」

「あっあああん、そうですわ! ですが残念な事にジョブが剣聖なんですの! セレスのジョブが聖騎士なのでバランスを考えたら一番要らないジョブですわ!」

「ああっ確かにそうだな!」

「それに対して霊夢のジョブは賢者…うん、あぁっ…攻撃魔法って考えたら必要性は高いのですわ!ですが、霊夢は精神的に凄く弱いんですの!」

「それはどういう事かな?」

「例えば、もし拷問みたいな事されたら寝返るかもしれませんわ! 多分、指の一本でも切り落とせばすぐに恐怖を感じて相手に行くかも知れませんわね」

「それは、俺やお前でも同じじゃないかな?」

「何を言っていますの? その程度で寝返る様な相手とこんな事しませんわ! 殺されようが目をくり抜かれようが、硫酸で顔が焼かれようが私は裏切りませんわよ! 多分、セレスも同じだと思いますわ! もし、違うと思っていても本心は同じはずですわよ!」

「そこまで言い切れるのか!」

「吉祥院の血に掛けても良いですわ..ううんっああああっ」

「だったら、裏切らない、その確証があるなら、霊夢の方を優先した方が良い、そういう事か?」

「そうですわね…セレスならそれは可能ですわね..あの白い空間の能力なら..」

「知っていたのか?」

「ああああっああん、私馬鹿じゃありませんのよ? その位解りますわ!」

「恨んだりしてないのか?」

「何を言ってますの? 私を監禁してまで欲しかったのでしょう? 私と死ぬ程長い時間SEXがしたかったのでしょう? これは愛ですわよ!狂おしい位の愛ですわ! 私の全てが欲しくて、欲しくて、欲しくて仕方が無かったのですわね…そして長い時間かけて、私にその愛を証明し続けた..あんな長い年月嫌いな相手に快感を与え続けられる訳ありませんわ! 舌でお尻の穴を舐めたり、精子まみれの私の股に顔を埋めて舐めたり…本当に愛されているのが解りましたわ…私の体の中で貴方に触れられていない場所何て何処にもありませんわ…だから私の全てをセレスにあげましたのよ! 私、普通の男性を愛せそうにありませんでしたの! だって人間が虫けら相手に恋愛なんて出来ないでしょう? 虫けらしかいないから話し相手位はしていましたけど..自分と同じ人間のセレスに会ってからはもう必要ありませんわね!」

麗華って元から壊れていたのか?

「それは俺のせいじゃ無くて元々からなのか?」

「ううん、ううっあああ、そうですわよ? もしかして引かれてしまいましたか?」

やはり、俺も狂っているのかも知れないな。

「いや、寧ろ凄く嬉しく思うよ…俺も麗華程じゃないけど、麗華より大切な物なんてないからな!」

「ああああっあああん..セレス、嬉しいですわ」

凄いよ麗華は、白い空間に閉じ込めたのが俺だと解っていたのに、愛してくれていたのか…

俺は「麻薬の体」を使って快感を与え続けていたのに、此奴は素で俺に快感を与え続けている。

つまり、麻薬の体に耐えきり、俺に快感を与えるだけの力を持っていた。

多分、これは普通の人間の愛じゃない…だけど間違いなく愛だ。

恋人がいる奴、結婚している奴、愛し合っている奴に言ってやりたい。

「お前ら100年SEXし続けられるか?」って 、多分出来ない、他の奴には出来ない。

だから、これは愛だ…

「麗華、愛しているよ!」

「私もですわ、セレス!」

麗華の腰のスピードがあがり、興奮して二人一緒にいった。

「麗華、決めたよ! 次の獲物は霊夢にしようと思う!」

「別にどっちからでもよいのですわ! 私のセレスならどうせ二人とも物にしてしますわ…なんなら東吾も落としても良いですわね」

「流石に男とはしたくないぞ」

「そうですわね、それは流石に冗談ですわ…だけど、私のお尻の穴が舐められるセレスのテクニックなら男でも..」

「それは麗華を愛しているから出来るのであって誰にでも出来る訳じゃない」

「そうですわね、私も同じですわ…愛がなければ出来ませんわ..謝りますわ..ごめんなさい!」

一瞬、東吾の裸をイメージして気持ち悪くなった。

「今、想像して気持ち悪くなったから口直しさせてもらうよ?」

「うぐっううううんううん」

俺は麗華にディープキスをした。

結局、もう一回した後..

「それじゃ、霊夢を呼び出しますわね! あの子は私が呼べば来るからチョロいですわよ!」

「そうだな、それでその後は?」

「そうですわね、あの子は精神が弱いですからレイプしてしまえばそれで良いと思いますわ…散々レイプした後に優しくしてあげればそれで充分ですわ…白い空間に行く前に逃げ場がどこにも無い、そう思わせた方がより効果的かも知れませんわね」

「それでいくか」

麗華と俺は顔を見合わせ悪い笑顔を浮かべた。

霊夢?
その夜、麗華が霊夢を呼び出した。

「霊夢なら、私が呼び出せばホイホイ来ますわよ! 来ましたら一緒にレイプすれば良いのですわ! と言っても正確にはレイプ未遂ですわね!」

「何でそれをする必要があるんだ! すぐに白い空間に放り込めば良いだけじゃないのか?」

「前にも話した通り、あの子は、ううんぐううん..精神的に弱いのですわ…そしてその弱さの中には依存症も含まれますわ」

「依存症?」

「あの子は私を含む生徒会の三人、うんんっ、まぁ東吾は何もしてないから実質、私や梓に依存していますの..うううんぐじゅるちゅる」

「それで?」

「梓は今は自分と同じ立場、だったら私に依存してきますわ…そこを逃げ場を無くしてからやれば、よりやりやすいと思いますわ」

「確かに…そうだな」

しかし、話をする時位はフェラしなくても良いと思うんだが…

そして、その日の夜、麗華は霊夢を俺の部屋に呼び出した。

「麗華様..どうされましたか?」

「霊夢…貴方、セレスの物になりなさい!」

「それって、一緒のパーティに誘ってくれたんですか? 嬉しい!」

「そう、よかったですわ…それじゃ霊夢服を脱いで裸になりなさい!」

「麗華様、何を..」

「裸になれって言ったのですわ…その貧相な体をセレスに見せるのですわ!」

「冗談ですよね…」

「私が冗談が嫌いな事は知っていますわよね!」

「流石に麗華様の命令でもそれは…嫌です..帰ります」

「そう、それじゃ永遠のお別れですわね…さようなら、霊夢..」

「それってどういう事ですか…」

「だって貴方死んでしまいますもの! 言葉の通りですわ!」

「何でそんな事言うんですか…そんな訳ないじゃないですか…」

「そうかしら? 東吾の所に行っても東吾の周りは綺麗な貴族の娘で一杯ですわ…後ろ盾も持っていて綺麗な貴族の娘となんら後ろ盾のない何処にでもいる普通の娘…東吾が選ぶのは貴族の娘でしてよ? まぁ同郷のよしみでパーティには入れてくれても使い潰されるのが落ちですわね」

「梓ちゃんがいるもん!」

「その梓ちゃんをこれから誘うからうちにくる可能性がありますわ…もし、梓がうちに入らないとしても貴方みたいな役立たずと仲間になると思って? 億が一仲間になってくれるとして二人で生きていけると思いますか? まともに働けずに奴隷になるのが落ちですわね」

「貴族の人が、人がいます…」

「うん、いますわ…但し、貴方が側室という名の性奴隷になればですわ…中年オヤジの慰み者になる貴方の未来が見えましてよ!」

「そんな…」

「そこのドアを開けたら、私は何があってももう貴方をお誘いしませんわ…私の性格霊夢なら解っているわよね!」

「そんな…解りました..脱げば良いんでしょう…」

「脱げば良い? だったら出て行けば? 言い方が違いますわよ!」

「脱がさせて下さい..脱がさせて下さい..」

「そう、解れば良いのですわ….さっさと脱げですわ」

霊夢は上着をボタンを外し脱いだ、スカートも俯きながら脱いだ..だが..

「霊夢、何でそこで手を止めるのですか? 早く続きをしなさい..」

「これで、これで許して下さい..これ以上は無理です…」

「霊夢、何を言っているの? これから貴方は裸になってセレスに奉仕するのに…」

「奉仕って何? 麗華様、私に何をさせようとしているの?」

「こういう事ですわ、ううん、うんじゅる、じゅるあうんううんじゅ」

「麗華様、何をして..」

「フェラチオですわ! 勿論、その後はSEXして処女も捧げて貰いますわよ」

「嘘、嘘、嘘…嘘だ..嫌..嫌..いやー」

「見苦しいですわよ霊夢!」

麗華は思いっきり霊夢の頬をひっぱたいた.ぱんっと凄い音が聞こえた。

「いや、痛い、麗華様、何で、何でこんな事するの…」

「貴方が我儘だからですわ..こんな物..」

破けるのを構わずに麗華はブラジャーを引っ張った…可愛らしい小さな胸がさらけ出された。

霊夢は慌てて胸を両手で隠した。

「いや、いや、やめて、やめて下さい、麗華様..」

「煩いですわ..そんな貧相な体なのですからもったいぶらずに見せれば良いのですわ..」

麗華は熊さんのプリントされたパンティに手を掛けると引きちぎった。

「いやいやいやいやーっ いやだよー、うわぁぁぁぁぁん!」

霊夢は子供の様に泣き始めた。

麗華が俺に目配せをしてきた。

このタイミングでやれと言う事なのだろう。

意識を集中した…

《対象を選んで下さい…吉祥院麗華 牧野霊夢》

二人の名前が頭に浮かび上がる。

対象を 牧野霊夢に絞った。

その瞬間、白い部屋に移動した。

目の前には、蹲り小さい白い尻を晒した牧野霊夢が震えていた。

霊夢? スカトロ注意
白い部屋で二人でいる。

麗華が下着を引きちぎったから霊夢は真っ裸の状態だ。

「見ないで、見ないで下さい!」

「別にお前の裸なんて見る価値無いし、見ようと思わないな…好みじゃないからな!」

「だったら、何で? 何でこんな酷い事するの?..」

「麗華はお前の為にした事なのにそんな事も解からないだ! そんな奴は俺は必要ないからな! 勝手にするがいい! そこにある水と果物は食べて良い..後は勝手にしろ!」

「そんな..ここは何処ですか…服、服を下さい!」

「知らん、勝手に探すんだな!」

俺は霊夢に何もしない事にした。

暴力よりも世の中には辛い事があるのを俺は知っている。

それは監禁されて何もない世界で過ごす事だ…案外拷問に近い暴力でも人間はそう簡単に壊れない。

だが、真っ暗な何もない部屋に閉じ込めたらすぐに音を上げてしまう。

「解りました…」

「あの、何処探してもなにも無いみたいです…」

「……..」

「あの..」

「……」

俺は霊夢を睨みつけて何も話さない。

「あの、お喋りでもしませんか?」

「…..」

幾ら話しても無視し続けたら、諦めたのか体育座りをしている、目は気のせいか涙ぐんで見えている。

しかし、あの座り方..股間が良く見えるな..まぁどうみてもこいつ小学生にしか見えないな…

しかも高学年ならいざ知らず下手すれば小学3年生位にしか見えない…そんなガキにしか見えない奴でも毛はしっかり生えているんだな…

これで良い…このまま無視し続ける事が一番の拷問だ…前にこの世界で暮らした俺だから解る…多分、麗華がいなければ俺は自殺したかも知れない…

2日間位経ったのだろうか? 

流石に霊夢も人間だからトイレをする..勿論、俺から見えない所でするからおのずとこの空間の端っこになる。

だが、ここで気づいた事がある…麗華の時と違い俺は使っているが、霊夢は水瓶を持っていっていない、だからお尻を拭いていない…お尻の周りに明らかにウンチがついていて汚い。

自分でももしかして気が付いているのか俺の方にお尻を見せない様にしている。

「何か臭いな…」

聞こえるように言ってみた。

慌てた霊夢は手でお尻を押さえた…馬鹿じゃないか? 手にもウンチがついた..

霊夢は自分の手を見て泣きそうな顔をしていた。

慌てた霊夢が水瓶を掴もうとした…俺は霊夢の髪を掴むと放り投げた..

「痛い、痛い、何するの!」

「それはこっちのセリフだ! 俺はお前には構わないが..それは俺の飲み水でもあるんだ、流石にウンチの手で触らせる訳にはいかない!」

「ごめんなさい..だけど、私、私…手が汚くて..」

《流石に水無しじゃ生きれないからな》

「そらよ..手出しな」

「えっ?」

「だから水瓶は俺が傾けてやるからさっさと手を洗え..」

「ありがとう…」

俺は霊夢の髪を掴むと霊夢が便所にしている場所まで引きづっていった。

「嫌だ! 嫌だ!痛い事しないで、あっ..見ないで、お願いです見ないで下さい…見ないで」

霊夢的には痛さより、自分の排せつ物を見られるのが恥ずかしいんだと思う、痛さを忘れて見ないでを連呼している。

「ガキのウンチやしっこを見る趣味なんてねーよ..お前臭いんだよ! 尻の穴ウンチが固まってるじゃないか..さすがに我慢出来ないから水瓶持っててやるからしっかり洗い流せよ…それとも、お前はスカトロみたいな趣味でもあるのか?」

「ありません..うっうっ…うわあああんうっうっ」

「泣いている暇があるならちゃんと洗えよ..泣きたいのはこっちだ、ガキのウンチ洗い流す手伝いなんてしたくはないんだからな」

「ごめんなさい..うっうっうっうーっ」

霊夢は泣きながらお尻を洗い始めた、こびり付いたウンチが水でふやかされて茶色い色に水が代わり始めた。

「しかし、臭いな..せっかく持ってやってるんだちゃんと奥まで洗えよ」

「うっうっごめんなさい..うっうっうっ」

「スカトロの性癖がある訳じゃないんだろうな?」

「うっうううううっひくっ! 私、本当にそんな趣味はないんです…信じてひくっ、本当に信じて下さい!」

この辺りで良いかな?

流石に男を知らない女が真っ裸で男の前で尻穴を洗ったんだ、そうとう堪えただろう。

「解った、それは信じてやるよ! 今迄、意地悪して悪かった…本当は俺も麗華もこんなことしたく無かったんだ」

「そうだったんですか…だったら、何でこんな事したのか教えてくれますか? 私、私、本当に悲しくて、寂しくて、不安でうっうっうっうわーんうっうっ」

ここからは考えていた嘘だ。

「もし、俺たちがパーティーを組んだとして考えてみなよ、これからは一緒に冒険するんだよ」

「それは解りましたが…それとこれがどう繋がるんですか?」

「一緒に冒険すれば野営をしなくちゃならない、そうした場合を考えてみなよ?例えば霊夢が仲間にならない状況なら俺たちは2人きりなんだぞ」

「それがどうされたのですか?」

「例えばトイレだ、片方が見張りをしている状態で用をたさなくちゃいけない…つまりお互いに相手の傍でしなくちゃならないんだぞ…テレや恥じを感じているようじゃ駄目なんだ…それこそお互いが見られても出来る位にならなくちゃな…」

「そうですね…何となく理解は出来ました…だけど、それは解りましたけど、流石にそのSEXまでいきなりは..その..」

「ああっ、解るよ..確かに可笑しいな..だけど、麗華の考えだとこの先の事を考えたらしいな、魔物によっては人間の女を犯したり、巣に連れ帰って苗床にするような奴もいるらしい…そういう奴に襲われて動揺したりしない為、そして万が一の時に後悔しない為に、俺と麗華はそういう関係になった。勿論、全部終わった時には麗華とはしっかり責任をとって結婚するつもりだ、麗華はその輪に霊夢を加えたいそう思ったみたいだけどね、さすがにやりすぎだよな…」

「そういう事だったんですね…解りました..その、あのままもし、していた場合は、セレスさんはちゃんと私にも責任を取ってくれるんですか?」

「一夫多妻だからね、正室は麗華だけど側室で良いなら結婚してちゃんと責任をとるつもりだ」

「そうですか…だったら私..」

「良いよまだすぐに考えないでも良いよ、何故か知らないけど変な空間の閉じ込められてしまったし、直ぐに出られそうもないからゆっくりで…それに俺からみて君は子供に見えるから、妹みたに見えて正直やりにくい」

「あの、私…麗華様と年齢は殆ど変わりないですよ?」

「それでもねなんか俺からはしにくい…だから、もしそういう気持ちになったら自分からしてくれれば良いよ…気長に待つさ、それに俺の所に来なくても構わないさ、東吾くんの所に行くのも、貴族とパーティーを組むのも視野に入れてゆっくり考えればいいさ」

「ありがとう…」

俺は霊夢に上着を貸してあげた…これが更なる罠だとは気が付かず..霊夢は嬉しそうにしていた。

霊夢? 変態生活スタート
それからは霊夢とよく話をするようにした。

この間の話の流れで俺が排泄していた場所も見せた。

顔を手で隠しながらもしっかりと霊夢は見ていた。

多分、体感的には2週間位たったと思う。

霊夢は俺の渡した上着を大切そうにしている、たまにしゃぶっているから涎だらけだ。

麗華の時とは違ってキス一つしていない…俺の体は麻薬の体だ…体液が全部麻薬だ。

恐らく、俺の上着に沁み込んだ汗をこいつは味わっているんだと思う。

だけど、しゃぶりすぎたのかもう多分、俺の成分は相当薄まってきているはずだ..

たまに、俺とSEXしようか、キスしようか悩んでいるような表情をしているがあえて無視だ。

「霊夢どうしたんだ…流石にそんなに見つめられる恥ずかしいよ!」

出来るだけ爽やかに返す、わざと霊夢が思い切りがついた瞬間を潰した。

霊夢の性格からしてこの状態からキスや肉体関係に持ち込めないだろう…処女だし。

このまま放って置けば良い…必ずやる筈だ。

「霊夢にとって理想の男性ってどんな感じ?」

「私の理想は..外見だけならセレスさんですねえへへっ だけど、私それだけじゃ駄目なんです…しいて言えば+優しさがあれば」

「俺は優しくないから好きじゃないと? そういう事かな?」

「そんな事無いですよ..多分、好きだと思います…ですが、私、東吾様の事を小学生の頃から好きだったんです…つき合えないのは解っているんですけど未練が無いといったら嘘になります」

「まぁゆっくり待つから良いさ…だけど、ここの世界なら一夫多妻だから結ばれる可能性もあるんじゃないか? 他にも居る事を許容さえすれば」

「まぁ無理だと思います..私、こんなガキ臭い感じですし…多分、そういう意味では相手何かしてくれません!」

「そんな事無い..」

「いいえ、そんな事無いですよ…しっかりセレスさんにも言われましたから!」

「俺、そんな事いったかな?」

「ええっしっかりと言われました」

「じゃぁ、謝るよ、ごめん!」

「本当の事ですし…良いですよ! だけど、私が幼く見えるのは解りますが..何才に見えるのですかね? 参考までに教えて貰えますか?」

「9才!」

「9才? 二桁ですら無いんですか…はぁ」

そんなたわいない会話をしていた。

だが、最近の霊夢は顔が赤く良くなっている事がある。

そして、よく見ると歯が茶色い時がある。

とうとう、落ちたな…

「すいません、私..」

「解ったよいっておいで..」

俺は暫くしてから霊夢の後を追った。

別に霊夢の排泄を見たいわけじゃない..その後だ..

「ペロ、ペロうううん…はぁはぁべちゃべちゃ..もぐ、クチャクチャ」

四つん這いになって俺の小便の後を舐めながら、口の中にウンチを頬張っていた。

「何だ、信じていたのに本当にスカトロだったんだ…」

「セレス…さん、違うの、これは本当に違うの..違う、違う、違うちがう、ちがうよおおおおっ本当に違うんだよ、違うの! 信じて..」

「だって、その口なんだよ…最低だな..」

「待って、待ってよ行かないでよ..行かないで…」

「勘違いだったんだな…俺はお前を妹みたいな存在だと思っていたのにな、こんな変態だったなんて!」

「私は、私は、変態何かじゃありません!」

「口の中にウンチを頬張りながらよく言うな..」

「可笑しいの、可笑しいの、私こんな事した事無いのに…」

「本当に変態じゃないんだな…」

「違う、絶対に違う…」

「そう、だったら試していいか?」

「何するの…?」

「俺がお前の顔におしっこ掛けてやるから、その反応を見させて貰う」

「嫌..嫌..そんな事するなんてセレスさんの方が…変態じゃない..女の子に..そのね、掛けるなんて..」

「もし、違ってたら謝るよ..その後はちゃんと洗ってあげるし、二度と変態なんて呼ばない…だけど、本当に変態だったらそういう風に扱うからな」

「わかったよ…それで私が..嫌がれば..変態じゃないって認めてくれるんだよね?」

「そうだな」

「なら..良いよ..本当に嫌だけど…一回だけ、一回だけ我慢するから…二度とはしないでね..」

俺はファスナーを降ろしてそれを出した..そして霊夢にかけ始めた..

「いや..あっあーん、あぁあぁゴク、ゴク.. ごくん、、うぐげほげ..私おしっこなんて嫌だよ..これで解かってくれたよね..」

「霊夢、お前..気が付いてないのか? 自分から口をあけて飲んでいたぞ..」

「嘘っ嘘っうそ..私..私..可笑しい、可笑しいよ..何で自分から口をあけて飲もうとしたんだろう? 何でおしっこなんて飲みたくなったんだろう..私、私..」

「あのさぁ霊夢」

「あっあっ、セレスさん..私」

「あのさ、霊夢、自分の性癖なんて気が付かない物さ…あの麗華があんなにエロイなんて思わなかっただろう?」

「確かにそうだけど..私のそれとは違うよ…私のそれは汚いし、可笑しい…変態も変態大変態じゃない? ちがう..ねぇ違わないでしょう…」

自分がおしっこを飲むのが好きだと解り、泣いていた…余程、ショックだったのだろう。

「ああっ変態だと思う、だけどここには俺と霊夢しかいないからな、暫く様子見で行かないか?」

「様子見って…」

「まぁ、色々としてみよう…本当の霊夢を見つける為に..」

「ある意味、おしっこも飲める、ウンチも食べれるなら…サバイバルには向いているかもしれないし」

「嫌だ…やめて…言わないで下さい..」

こうして霊夢との変態生活が始まった。

霊夢? 最悪のファーストキス
霊夢との話が終わった。

その日の夜、寝ている霊夢を起こした。

「どうしたんですかセレスさん?」

「いや、おしっこがしたくなってさ..」

「行ってくれば良いじゃないですか?..まさか? また私に掛けようって事ですか?」

「違うよ!」

「そうですよね…そこまで変態的な事はしませんよね?」

「いや、直接飲んでみない!」

「そんな..私、変態みたいな事…そんな」

「あのさ、もしおしっこを飲むなら、まだ直接飲んだ方が衛生的だって聞いたから…それに嫌だったら口を離して良いからさ」

「嫌だけど..そういう事なら..」

霊夢はオズオズと口に俺の物を含み始めた。

多分、生まれて初めて口に含んだんだと思う。

それがSEXの為のフェラではなく飲尿の為だなんてとんでも無く変態だと思う。

「うん、ゴクゴクゴクううん、うううんゴクゴク うっげほげほっあんうげっ、ゲホゲホ..」

多分、むせたのか途中で一回口を離した。

口の周りはおしっこだらけで、鼻からも鼻水とおしっこが流れていた、そして髪の毛までおしっこで濡れていた。

霊夢だってロリには答えられない美少女だ、だが、こんな姿を見たら100年の恋も冷めるのでないだろうか?

だが、そんな状況にも関わらず、霊夢はおれの物から手を離さない。

そのまま、また咥え始めた。

多分、竿に僅かに残っている尿が欲しくて仕方ないのかも知れない。

だが、この世界に来てから俺は射精していない。

麗華に毎日抜いて貰っていたのにここ暫くは全くそういう事をしていない。

だから、こんなガキみたいな霊夢が咥えている…たいして刺激の無い状態なのに立ってきた。

「ううん、うううっじゅるじゅるっ.なにこれ..じゅるうううんうううんううっ..おししい..」

霊夢は俺から出る汁欲しさにそのまま口を離さない。

「ううん、ちゅる、ちゅる、ううん、ペロペロ、じゅる、じゅる..はぁはぁはぁはぁ..うんぐううううん、ゴク!」

最初なのにそのまま精子を飲み干した。

「おい、霊夢!」

霊夢はうっとりした顔をしていたが、自分が何をしていたか気が付いたのか顔が真っ青だ。

「わわわわっ私..何てことをしていたのかな..これじゃ本当の変態じゃない! あああああああっ私が..変態! これが本当の私だっていうの!」

この辺りで助け船を出した方が良いかも知れない…麗華が霊夢は精神が弱いって言っていたしな…

「霊夢と過ごして解かった気がする」

「私が変態だって事ですか! もう自分でも解りました…こんな恥ずかしい人間だったなんて..もう..死のうと思います..」

「死ぬこと無いよ」

「こんな変態、誰も愛してくれる訳ないです..こんな女を愛する人間は..変態中年親父しかいません…」

「多分違うよ…霊夢は変態じゃない」

「そんな事ありません…セレスさんも言ったじゃないですか?」

「多分、霊夢は…愛が深いんだと思う..」

「愛…?」

「そう、自惚れかも知れないけど…霊夢は俺を愛してくれたんだと思う!」

「何で、私…こんなに変態みたいな事しかしてないのに..それが愛なの…」

「そう思うよ..だって霊夢は、東吾や麗華のウンチを食べれるのかな?」

「食べれないと思う…実際にしてみないと解らないけど…」

「だろう? だったら、俺のだけ飲んだり食べたりしたり…さっきはそのままフェラまでしてくれたんだよな?」

「はい…」

「他の人にこんな事はした事ある?」

「ありませんし、絶対にしたくないです」

「なら、俺だけにしたんだし、俺だけにしたいんだよな..」

「恥ずかしいです..はい..私可笑しくなるのはセレスさんだけです..」

「だったら、それは俺を愛しているそういう事じゃないかな?」

霊夢は考えた…東吾を好きだと思っていたけど、ウンチまで食べておしっこまで飲めるのか?

飲めるわけが無いし食べれない。

自分みたいな引っ込み思案な人間が男の物を加えておしっこを飲んでそのままフェラなんてするのか?

多分、相手が誰であってもしないと思う。

だけど、可笑しい、セレスさんの為ならそれが出来る、いや出来るんじゃなくて自分からしたくなる。

セレスさんを見る、どう見ても自分の好みだ、いや、好みどころかドストライクだ…

性格は…解らないけど…好きなのかも知れない。

そうか、私はこの人を愛しているんだ、だからこの人の物だから飲んだり食べたりできるんだ。

変態的でドロドロしているけど…これが愛なんだ。

「セレスさん、私、セレスさんの事愛しています! 世界で一番、いえ世の中で一番です…うぐううううんっ」

いきなり霊夢が俺に抱き着いてきてキスをしてきた。

多分、霊夢にとってこれはファーストキスだと思う…だけど、霊夢とのファーストキスは俺の精子とおしっこの味しかしなかった。

嬉しそうに微笑む天使の様な霊夢の口には俺の陰毛がついていた。

霊夢? 愛すべき家電
物凄く気持ち悪いキスの後、霊夢は俺に跨ってきた。

そして、そのまま腰を落とした。

「痛い! 気持ちいい..うううああああっ痛い、痛いよ、だけど気持ちい良いよー..痛いのに股が凄く痛いのに、痛くて死にそうなのに..気持ちい良いよ…痛いのに、すごく痛いのにやめられないよ..痛いのに..凄く痛いのに..あああっ」

俺の麻薬の体の影響か「処女喪失の痛さ」と「快感」が戦っているようだ・

霊夢の股から血が流れていて痛々しい…なのに霊夢は腰を振るのを辞めない。

結局、「痛い、痛い」と言いながら霊夢は腰を止めずに自分が5回、俺が2回いくまで連続して動かし続けた。

そして、次の日には何も言わずに俺に跨り快感を求め始めた。

「あああんっあああん…気持ち良いよ..腰が止まらないの..駄目なの..止まらないの」

まだぎこちない状態fだが、快感を貪るように腰を振る。

まだ、処女を失って翌日なのに、そこにはもう可愛らしい子供の様な女の子はいなかった。

 

それから、どの位の時間が経ったのだろうか?

3年なのかはたまた10年なのか全くわからない…

ここまでで霊夢は「完全な便器」になってしまった。

色気のある話しじゃない…「性処理便器」とか「肉便器」とかだけじゃなく本当の「便器」も含んでいる。

「セレス様…トイレですか? あそこまで行く必要ないですよ? 私が全部飲みますから…はい!」

そう言うと霊夢は口をあける。

もう完全な便器だ。

「ごめん、大きい方だから..」

「そうなんだ…」

考えが甘かった。

霊夢は、俺がウンチをして水瓶の水で洗い流そうとしていたら…

「セレス様、手が汚れちゃうよ?…だから、私に任せて…」

そう言うと、霊夢は俺の肛門に口をあてがいぺちゃぺちゃと俺の肛門を舐め始めた。

「何しているんだ?」

「あのっ..セレス様の肛門を綺麗にうんぐっうううんしています。」

それだけなら良い、まだ良いんだ…

それが終わった後に霊夢は俺のウンチを食べ始めた。

それも、手が汚れない様に口だけで屈んで犬の様に…

良く犬で飼育を間違えると、食糞の癖がつく場合がある。

これは消化不良の状態で糞からごはんの匂いがするからという説がある。

俺の体は麻薬の体だからウンチにもその成分が入っているのかも知れない。

そして、翌日も霊夢は俺に跨ってきた、だが、俺はそれを拒んだ。

「今日はしなくて良い」

静かにそう伝えただけで目に涙が溜まっている。

「セレス様、私..要らないんですか?…そうですよね…私みたいな人間…死んだ方が良いですよね!」

最近の霊夢は、俺が少し何か言っただけで..こうなる…自分に価値が無い、そう思っているようだ。

個人的に此奴から貰ってない物はあと一つしかない…だが、それは最初にウンチまみれなのを見た時から意欲が失われている。

だが、ここまで来たらやるしかないだろう。

「もし、霊夢がしたいなら、後ろの穴なら入れていい…」

「それって、お尻に入れろって事なの?」

霊夢は難しい顔を一瞬躊躇したが、おずおずと俺に跨った…そして両手で肛門を開いて俺の物を差し込み始めた。

「うっうっうっひぎゅうっ…すんすんすん..痛い..いたあーい..痛いよ..痛い..」

痛いと言いながらやめようとはしない、情けない顔をして、涙を流しながらも差し込んでいった。

「嫌なら辞めてもい良いんだよ!」

「嫌じゃないで…す…痛く..ないです、大丈夫、大丈夫だから! 大丈夫だから!」

霊夢の尻穴の半分位飲み込まれた頃だろうか…無理やり突っ込んだせいか血がうっすら流れている、お尻の穴が少しめくれあがって若干はれて見える。

「やめて良いぞ!」

「嫌、嫌、嫌、最後までやるんだ..ちゃんとやります…から..こんなの痛く何てないから..本当に痛くないから!」

そう言うと一気に力を抜いて俺に座り込んだ。

ブチブチぶちっ…何かが切れるような音がした。

「ひぎゃああああっああ..痛い..痛い..痛いよ..」

「ほら、本当は痛いんだろう..ゆっくりしていけばいいんだからな..」

「それも嫌…頑張りますから…私、頑張るから!」

此奴は何を言っているんだろうか?

SEXとかはお互いが楽しむ物だ、痛がったり我慢したりする物じゃない。

だが、何を言っても無駄だろう…

「気が済むまでやれば良い..」

「はい、頑張ります..私、愛していますから!」

霊夢の頭の中では 「嫌いな事が出来る=愛」そうなっているのだと思う。

だから、「自分がやりたくない事が出来る=愛しているから」そうなっている。

最初は痛がっていたが、麻薬の体の力の影響があるのだろう…

「いたい、いたい、痛いよ…ふぁけど止まらない..止まらないの..」

「気持ちい良いよ…お尻、良いよ..凄く気持ちい良いよ..気持ち良いよ…」

気が付くと霊夢は気持ちよさそうに腰を振っている…血は相変わらず滲んでいるのに、そんなの気にならない..そんな感じだ。

「あああっああああん、気持ち良い…あああん、あっあっあつああああああっ」

暫くすると目は何処かいったような目をして…口から涎を垂れ流しながら..快感を貪るだけになっていた。

さらに進むと、目の焦点が定まらなくなり…うわ言を繰り返すだけになってきた。

「うへへへへっ..えへへつううううううっあああんああんうへへっうへっああああっ」

此奴にとっては恐らく、前の穴より後ろの穴の方が気持ちが良いのかも知れない..完全に頭がいっている。

それからどの位が経ったのだろうか?

霊夢は俺にとって家具、嫌家電みたいな物になった。

最近の俺は体がなまらない様に運動をする位で後は何もしていない…

おしっこをしたくなると霊夢が気が付くと口をあける..口を開け、俺の袋に手を添えて竿を加える。

「ううん、うぐっうぐっごくごく、うんんうんうん…ごくん、ごくん..ぷはっうん」

今では一滴残らず飲み干すようになった。

「ううん、ううんちゅるちゅる..チュパチュパ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ..んんうん.はぁはぁはぁ..うぐうっ」

それが終わるとそのままフェラに入るのが日課だ。

これは必ず朝起きたら早いうちに必ずやる。

そして、果物を食べて一休みすると大きい物が出そうになる。

これが未だに俺も抵抗があるんだ。

俺がしゃがむと、その下に霊夢が顔を潜り込ませてくる。

一番、解りやすい状態だと、和便の様にしゃがんだ状態の俺の下に便器の様に口を開けた霊夢がいる。

そして、俺がすると口で頬張るように俺のウンチを飲み込んでいく、最初は良くむせて吐き出していたが今は慣れた物だ。

「うぐっむはははっむぐ、もぐ、むぐうもぐ、むぐ…むぐうううっもぐもぐクチャクチャもぐ..むはっはあ、はあ、はあ..はむ」

顔をウンチでべしゃべしゃにして髪迄ウンチだらけにされる位ならと、俺もゆっくりと小出しにする習慣がついた。

それでも綺麗に口から漏らさずに食べていく霊夢は…どう考えても変態を通り越して怖い物がある。

幾ら、俺がSEX好きでも、スカトロの趣味は無い…

流石に、俺でもばっちく思えるから、必ずやった後は徹底的にうがいさせている。

それでもキスすると、やっぱり野性味があるというか生々しい匂いと嫌な味がする。

だから、俺は霊夢とのキスは余りしたくない…だが、全部此奴任せに生活しているからこの位は我慢する事にした。

それからは、適当に過ごす..大体が、霊夢が俺を使って性処理をしている。

俺が性処理をしているつもりだったが、ノリノリで跨って来て騎乗位か座位で霊夢が楽しんでいるんだから、俺じゃなく此奴が性処理している。

それが正しい気がする。

基本、霊夢が好むのはアナルセックスだが、それに飽きると普通のSEXをする。

たまに、俺も自分からSEXをしたくなると霊夢を使って楽しむ。

汗をかいて、水浴びだけでは気持ち悪くなった時に、俺の体を隅から隅まで舐めさせた事があった。

ウンチまで食べた口と考えたら気持ち悪かったが、案外汚れが取れていたようだ…少し生臭い気もしたが、その後で体を水で流したら少し綺麗になった気がした。

俺にとっての霊夢は「便器」「ウオシュレット」「性処理便器」「石鹸」を兼ねた家電みたいな物なのかも知れない。

まぁ人を駄目にする家電だ。

極端な話し、水、食べ物、霊夢で最低限の生活は送れると思う。

無人島に何か一つ持っていくなら、霊夢でも良いかも知れない。

最近、よく考える…二人目が霊夢でしかもこういう方向性で良かったのかも知れない。

麗華が俺の体液で好むのは涎と精子だ、それに対して霊夢が好むのはおしっことウンチだ..勿論あくまで嗜好性があるだけで何でも欲しいのだろうが…

そう考えたら..完全に別れているから生活は便利かも知れない…

梓を加えるとしたら、何を与えれば良いのだろうか?

まぁとりあえずは、この霊夢を普通の生活が送れるようにするのが一番の課題だと思う。

霊夢6 帰還
時間はたっぷりあるので色々試す事にした。

俺の体に溺れた相手が何が欲しいのか?

詳しく調べてみる必要がある..

今迄、霊夢には血は与えて居なかったので試しに与えてみた。

指先を少し切り、血を与えてみた。

霊夢は一心不乱に俺の血をしゃぶる続けた。

その結果、結局は 血=涎=汗=精子=おしっこ>ウンチ。

こんな感じだった。

ただ一つ他の物と違うのは「血」だった。

「血」は一度あげれば暫くは持続する、次から次に欲しがるのではなく数時間は落ち着いている。

但し、他の物に対する貪欲さまでは押さえられないが…少なくとも血を与えれば、俺が排泄等、霊夢が欲しがるものを目にしなければ落ち着いている。

これは麗華に対しても大丈夫なのだろうか?

戻ったら試してみるしかない。

ここから先は麗華と相談しながら決めなくてはならないが「梓」は諦めるしかないだろう。

正直、欲しいか欲しくないかと言えば欲しい。

だが、絶対かといえば絶対ではない。

そして、何より対価が無い..麻薬の体で手に入れた女には対価(俺の体液)が必要だ。

そう考えたら、この二人で手一杯だろう…流石にハーレムまで作る事が出来る能力では無いという事だ。

ただ、完全に寝取られない女が手に入るそれだけだ。

どんな女でも手に入るが人数制限がある。

確かに無限に手に入れられるならチートだが制限が2人と限るならチートとは言えないかも知れない。

最も、俺が手にした相手はチートだが…

それからも霊夢相手にそのままの生活を続けていた。

ただ、麗華と霊夢..そして俺は一体何なんだろうか?

普通に考えて100年も相手が若いからって1人の相手をし続ける事が出来るのだろうか?

出来ないだろう?

相手は俺の麻薬の体の影響でやり続けるんだろうが…俺は違う。

何も影響を受けないでSEXをしている。

麗華の時に麗華は凄いと思ったけど…同じような事が霊夢にも起こりつつある。

あくまで仮説だが、麻薬の体とは相手に作用するだけでなく、自分にも作用があるのではないか?

例えば、相手を好きになる、もしくは相手が俺にとって好ましい存在に思えるようになっていく…そんな副作用があるのかも知れない。

まぁ良い…他の人間には普通、俺にだけ淫乱はある意味理想だ…

毎日やり続けていると

《99年と364日が過ぎました、あと一日で元の空間に戻ります》

麗華の時と同じアナウンスが流れた。

どうやら霊夢には前と同じで聞こえてないらしい。

そのまま黙っていた。

そして、再び麗華の前に現れると…

「煩いですわ..そんな貧相な体なのですからもったいぶらずに見せれば良いのですわ..」

霊夢はそのまま俺を押し倒した。

「解りました、麗華さん..むぎゅっうううんうん」

裸の霊夢が俺に唇を押し付けてきて、そのままズボンを降ろした。

そして、俺の股間に顔を埋めると咥えた。

「うんぐっうううんうんうんじゅるじゅるううんっううん..きもひいいですはー」

「ちょっと霊夢、セレスからは慣れなさい!」

「いやれすよーううんぐっうううんっ」

「いい加減にしなさい」

「麗華ひゃんうるはいよー」

喧嘩されたら堪らない。

「麗華、久しぶりにキスしたい!」

「セレス、解りましたわ..ううんうぐうぐちゅるっ」

麗華が舌を絡ませてきた、その顔は嬉しさで高揚している。

そして、朝までやり続けそのまま三人で気を失うように眠った。

教会へ
その後、三人で話し合った。

「それで三人で組むことは決まったけどこの後どうする?」

「私は聖女だから多分癒し系の力が主流だと思いますわ..だから治療をメインに活動すれば良いと思います」

「そうだよな…だったら救世の旅とか良いかもな、三人で旅をしながら麗華が病気や怪我を治療する..そしてその警護や魔族で困っている村を救う…そんな感じかな!」

「だけど、魔王はどうするの、放って置いて大丈夫かな?」

「それは東吾に任せれば良いのですわ…」

「そうだな、勇者が倒せるなら放って置いても良いし、負けた場合は仕方ないからこっちで対処する、そんな感じか」

「押し付ければ良いのですわ…東吾が死なない限りは放置で良いと思いますわね」

「麗華ちゃん、それ酷くない?」

「霊夢、そんな事言うなら東吾の方を手伝ってあげれば良いですわよ…それに麗華ちゃんって私の事かしら? 呼び方が違うんじゃなくて?」

「麗華ちゃんで充分でしょう? 私が様をつけて呼ぶのはセレス様だけです…セレス様の物というなら同格でしょう?」

「霊夢、私はもう正妻は確定していますわ、これは教会との話し合いで決まった事なのです…そうなれば貴方は側室、れっきと差はありましてよ!」

《これ以上、話すと揉めそうだな!》

「とりあえずは後ろ盾は教会、方針としては魔王と戦わないで救世の旅をする…それで良いかどうかを教会に確認..そんな所かな?」

「そんな所ですわね!」

「そんな感じしかないよね!」

それから暫くして司祭では無く教主が訪れた。

事前に言われていたからあたふたしないでいられた。

教主とは教団のトップ、下手したら国王よりも権力がある….そう思った。

だから、俺や麗華たちは片膝をついて挨拶しようとしたが、止められた。

「何をしようとしているのですか? 貴方達は女神の使いなのです! 私如きに膝などついてはいけません」

そうか、そうだよな。

「事情が解らなかったのですみません…ですが俺たちの居た世界では教皇や教主という地位は王より上だったものですから..」

「王? 王よりは確かに上の立場です、ですが私は神に仕える者です。貴方達はその神が遣わした人間なのですから貴方達の方が目上になります」

「解りました..それでは教主様とお呼びしますが礼はしない事とします」

「いえ、教主とお呼びいただいて結構です」

「解りました…それでは俺たちの考えを伝えさせて頂いて良いですか?」

「はい、なんなりとお聞かせ下さい」

俺は事前に考えていた話を聞かせた。

「そうですか! そうですか! 聖女の麗華様、聖騎士のセレス様に賢者の霊夢様までが教会に来て頂けるのですね!」

「はい、そのつもりです!」

「先程のお考えですが..素晴らしい考えですね、教会として精一杯支援させて頂きます。 それでどうでしょう? 方針も決まったようなので住まいを教会本部に移されては?」

「教会に移ると何か良い事はありますか?」

「ありますよ、聖女様には最高の治癒魔術師達が指導させて頂きます。 聖騎士様や賢者様にマジックナイト達が中心にお教えして足りない分は信者達から選りすぐった最高の魔法使いたちが指導します…それこそすぐに旅立てるように親身にお世話させて頂きます」

「解りました、お願いします」

「はい、万事お任せください」

……………………..

…….

「聖女様達とお話が進みまして聖騎士様と賢者様併せて3名様は教会の方にお越し頂ける事となりました。」

「ちょっと待って下され教主様、聖人様達3名もなんてあんまりです、今迄はその様な事は無かったですぞ..」

「これは聖人様達の意思なのです! 今迄が聖女様だけしか来なかったのは聖人様達の意思によるものです、過激な接待などどう考えても公平には思えませんでしたがね…ですが、今回の聖人様は志が高い方だったのです…誘惑に負けずに教会を選んで下さいました。ゆえにすぐに引き取らせて頂きます」

「そんな…魔王の討伐は如何なさるのですか?」

「それはそちらの勇者に任せるとの事です。ただ、そちらの勇者では太刀打ちできなかった場合は自分達が討伐するそうですよ! まぁ頑張って下さい…では」

こうして俺たち三人は住む場所を教会へと移る事になった。

王の怒り

「手元に残ったのが 勇者と剣聖のふたりだけじゃと? まさか本気でいっているわけじゃあるまいな?」

「すいません..本当の事でございます…」

「そうか、もう良い…まだ、お前には荷が重かったようだな…下がって良いぞ」

ああっ、父王のあの目、完全に失望した目だ。

下がらされた私はまだ良い…これから貴族たちは何を言われるのだろう..考えたら恐怖しかない。

此処には貴族達とその子息や令嬢も呼び出されていた。

「それでお前達の子供達は一体何をしていたのだ…聖騎士殿にはだれもつかなかったそうだな?」

「お恐れながら…あの時点では聖騎士だと解っていませんでした、解っていたなら」

「お前は誰だ? まぁ良い、解らないからこそ備えるのが貴族なのではないか? これ程の人数が居ながら誰1人フォローせんとはな? 晩餐会の時に会話をした者はおらぬか? おらぬだろうな、勇者達と一言二言話して立ち去ったそうじゃからな!」

「それは..」

「それはなんじゃ? 異世界から来て1人、思いやりがある者なら手を差し伸べるだろう、策略を練る者なら簡単に誑かすだろう。なぁどちらにしても貴族失格じゃ無いのか? それを放棄して、なおいう事があるのかのう? どうじゃ?」

王の怒りぶりにどの貴族も黙るしか無かった。

侯爵に対して「お前は誰だ」とさも名前を知らないような言い方をした事からもその怒り具合は計り知れない。

暫くして、王は優しく話し出す。

「まぁ過ぎ去った事を言っても仕方あるまい…だが、亡くなった穴は埋めなくてはならぬ..良いな?」

バントレッド公爵が代表して答える。

「それは当たり前の事でございます」

「それではバントレット公爵家からは、自慢の魔法装甲騎士団を出して頂こうかの!」

「それは、幾ら何でも..」

「いや、賢者をとられてしまったから埋める為には致し方ない事なのじゃ、そうは思わぬか?」

目が笑っていない王を前に流石に反論は出来なかった。

「解りました」

「時にシーバル侯爵の娘、マルガリータ嬢は息災かの?」

「はっ婚約も決まりまして息災でございます」

「その婚約は王命により取り消しじゃ…勇者が離れぬように懐柔役を命ずる..万が一にでも他に行かぬようにするには王国一美しいとされるマルガリータ嬢に頼むしか無いからのう」

「王よ幾ら何でも余りにも酷い..」

「だが、今回の失敗は、婚約者の居る者や恋人の居る者を除外したのが間違いであった…絶対に懐柔しなくてはいけない相手なのだ、犠牲を伴っても除外等するべきでは無かったのじゃ」

「ですが、他にも貴族の娘はいるでは無いですか」

「そいつらが無能でみすみす、手に入る異世界人を教会に持っていかれたから頼んでおるのじゃぞ..はっきり言わせて貰う、勇者他、異世界人からの申し出を断る事を禁ずる」

「それは一体、どういう事でしょうか?」

「抱きたいという話があったら喜んで伽の相手をしろと言う事じゃ」

「幾ら何でも娼婦のような行為までさせるなんて出来ません」

これには他の貴族も続いて申し開きをする。

「だが、聖女はどうだった? 心細かった聖騎士を相手に体を使ってまで癒した..その結果がこれじゃ無いのかの? 更に賢者を同じ様に癒したのが聖騎士だったのじゃないかの?…これが出来なかったから、今、異世界人は教会にとられたのじゃ? 違うかの? 違うというなら言ってみよ!」

「だれも答えないという事は認めたという事で良いな…儂も鬼ではない、もし勇者や剣聖の心をつかみ取り、婚約迄持ち込めた者には 長男の場合は無条件で爵位を一つ上げよう、もし、次男以下である場合は子爵の地位とささやかな領地をやろう」

これには流石に周りもざわついた…こんなチャンスは滅多にない。

結局は飴と鞭を使われ、貴族たちは沢山の兵と子息、令嬢を差し出す事になった。

最終話 平和で楽しい生活
結局は抱え込みに成功した為、勇者の東吾と剣聖の梓を含む貴族たちが出した騎士団や魔法大体の連合軍が魔王討伐に当たる事になったらしい。

なったらしい、というのはもう既に他人事だからだ。

教会側に来た俺たちは、今は教会で仕事をしている。

聖女の麗華は教会で治癒の魔法を学びながら、病気に掛かった者や怪我をした者の治療にあたっている。

今ではもう欠損した体すら治療できるようになっている。

聖女はやがて死んだばかりなら死者の蘇生すら出来るようになるらしい。

賢者の霊夢は攻撃魔法を中心に学び、俺と一緒に必要な薬草や素材の回収、教会に頼って来た者の為の魔物の討伐をしている。

そして、聖騎士の俺は剣を学びながら、攻撃魔法と治癒の魔法を学んでいる。

そう言えば凄く万能そうに思えるが、治癒の魔法は麗華に攻撃魔法は霊夢に敵わないからある意味中途半端だ。

そして、今現在…教会は…大変な事になっている。

それは、俺の涎や、汗が聖なるものとして扱われるようになったからだ。

まだ、少女という位の女の子が俺が麗華や霊夢とキスしている所を見た。

そして、その時に見た、麗華や霊夢が凄く嬉しそうにしていたのを見て、こっそり俺が疲れて寝ている時に机についた涎を舐めた。

その結果、疲れがとれ気持ち良くなった。

その事を周りの人間に話した所、「そんな馬鹿な」と一蹴されたが..好奇心から俺の入った後の風呂の水を飲んだシスターとかも同じ状態になった。

結果、教主にそれが伝わり…俺の入った後の風呂水が、神水として扱われるようになった。

そこから、俺の体液には性的なご利益がある..そこまで知られる事になった。

なんでも退役した高齢の軍人の夫に俺の入った風呂水を与えたら..その日は立ちっぱなしだったとか…

そんな話が広まり…聖騎士様は聖水ではなく、神水が作れる….そういう話しになり別の意味でも貢献している。

まるでどこかの教団の教祖みたいだ…

だが、やはり教会に来て正解だった。

この能力は下手すればやっかみで異端扱いされる、だが、聖女の夫で聖騎士そして教会に属したからこそこれは女神から賜った物。

そういう扱いになっている。

何か一つ間違えたら詰んでいた。

勇者の東吾は沢山の令嬢に囲まれている。

ただ、それは恐ろしい魔族との戦いから逃げれない事も意味している。

それは剣聖の梓も同じだ。

いつ死ぬか解らない…そしていつ終わるか解らない戦いの中で生きなくてはならない。

そして、令嬢や子息はつなぎとめる鎖だ。

ハーレムに憧れはあるが…命を掛けて迄欲しい訳じゃない…

いや、それどころか、麗華や霊夢の相手だけで大変なんだから..これ以上は体が持たない。

今だって本気を出せばシスターハーレムだって….やめておこう..死んでしまう。

剣? 魔法?…確かに憧れるが、それは死と隣り合わせの生活に他ならない。

だからこそ、俺は「剣? 魔法? そんな事よりSEXだ!」そう思う。

良い女を侍らせて、楽しく暮らす…それが俺にとっての幸せだからな…

これ以上に幸せに感じる事は俺には無いだろう。