今の時代の童話(旧題 今の時代のアリとキリギリス)

アリとキリギリス
本当のアリとキリギリス。

むかし、むかしある所にアリとキリギリスが居ました。

アリさんは女王アリという社長さんの元、朝から夜まで一生懸命働いていました。

逆にキリギリスさんは朝から晩まで暇さえあれば、バイオリンを弾いていました。

「キリギリスさん、そんなに遊んでばかりでは冬は越せないよ」

アリさんはキリギリスさんに言いました。

「アリさん、僕は僕なりに考えて生きているんだ放って置いてくれないなかな」

「だけど、そんなんじゃ冬を越せないし、死んでしまうよ」

「僕には僕の人生があるんだ、君には迷惑は掛けないから、放って置いてくれないか?」

結局、話は平行線で、その日を境に二人は友達を辞めてしまいました。

アリさんは凄く頑張って、一生懸命働きました。

その結果、社長である女王アリににも認められて偉くなっていきます。

それに比べ、キリギリスさんはただバイオリンを弾いているだけです。

偉くなったアリさんは思いました《もう友達じゃないから知らないけど、あれじゃ冬は越せないぞ》

冬に備えて食べ物を集めないと確かに死んでしまいます。

だけど、キリギリスさんは一向にバイオリンを弾くだけです。

キリギリスさんは思いました《僕はこれで良い、自分がやりたい事を一生懸命やれば良いんだ》

確かに冬は心配だけど、自分が選んだ人生、やりたい事を一生懸命頑張れば良いんだ。

だけど《アリさんは大丈夫かな、体を壊さないかな》

そんなキリギリスさんの考えをよそにアリさんはただただ働いています。

そしてとうとう冬まであと僅かな時期になりました。

「貴方達は全員リストラね」

アリさん達は全員クビになってしまいました。

納得いかないアリさんは文句を言いましたが、逆らえずに社長である女王アリさんにクビにされてしまいます。

そして、スズメの涙程の食料を貰い追い出されました。

「これだけじゃ、冬は越せないかも知れない」

そんな時、キリギリスさんを思い出しました。

どうせ、遊んでばかりだから、食料なんて手にして無いだろう。

アリさんは、見下してやろうとキリギリスさんを見に行きました。

《どうせ、彼奴は食料なんて手にしてないだろうな》そう思ったのです。

ですが、そこで見た物は…..

「皆、いつも応援ありがとう、今日も一生懸命皆の為にバイオリンを弾くね」

沢山の虫の前でバイオリンを弾くキリギリスでした。

《人気者になったのかも知れないけど、食料がなけりゃ死ぬしかないんだよ》

ですが、キリギリスがバイオリンを弾き終わると。

「何時聞いても、素晴らしい音色ですね…これはお礼です」

「いつも聴きにきて下さり有難うございます」

「キリギリスさんカッコ良いですね、私もファンになりました、これ食べて下さい」

「いつも有難う」

沢山の食料を貰っているキリギリスの姿でした。

《嘘だろう…あの食料、社長より下手したら多いんじゃないかな》

アリさんは凄く悲しい気分になり、家に帰りました。

そしてやがて冬がやってきました。

「やっぱり、食料が少なすぎて冬は越せそうも無いな」

アリさんはひもじい思いをしながら外に出ました。

もう冬なので食料を手に入れる方法はありません。

友達を頼ろうにも働いてばかりでアリさんは友達を作れていませんでした。

あてもなく、トボトボ歩いていると凄く大きな家があり、そこの家には「キリギリス」と書いてありました。

アリさんが中を除くと、そこには友人と楽しそうにしているキリギリスが居ました。

このままでは死んでしまうので、キリギリスの家のドアを叩きました。

暫くすると中からキリギリスが出てきました。

「アリさん、どうかしたの?」

「キリギリスさん、食料が無いんです…少しで良いんです、食料を下さい」

「少し、話を聞いてくれるかな?」

「キリギリスさん?」

「アリさんはね、僕が遊んでいると思っていたでしょう?」

「だって本当にバイオリンを弾いているだけじゃないか」

「違うよ、僕は誰よりもバイオリンが好きだから、努力して弾いていたんだ、寝る間も惜しんでね、少しでも上手くなる為に有名な鈴虫先生について勉強していたんだ」

「…」

「これから世の中は不況になる、会社に勤めていても安心なんて出来ない、そんな中で僕に何が出来るのか考えて、特技のバイオリンを磨く事にしたんだよ」

「それじゃ遊んでなんていなかったんだね…ごめん」

アリさんは立ち去ろうとしました。

「何処に行くの? どうせ行く所は無いんだよね、僕はまだ君を友達だと思っているよ…入りなよ」

「ありがとう」

「いいかい、アリさん、今年は助けてあげたけど、今度からは自分で考えて生きていくようにね」

「うん」

アリさんはキリギリスさんと一緒に楽しく冬を越しました。

そして春になると…

バイオリンや荷物を持つアリさんが居ました。

「アリさん、今日も忙しいよ…東の広場で演奏会だ、時間無いから急いで」

「はい…でも重いよ」

「頑張って」

キリギリスさんのマネージャー兼荷物持ちになったアリさんが居ました。

二人はそれから頑張り、最早冬なんて怖くない位の食料を貯めましたとさ…

一方女王アリさんは去年酷い事したのが評判になり、次の冬は厳しい生活となりました。

めでたし、めでたし。

あとがき
現代ならこうなる。

そういう思いを込めて書いてみました。

私のイメージだと、アリさんってどうしても上司に逆らえない仕事人間。

逆にキリギリスさんって情熱的な音楽家と思えます。

昔と違い今は、好きな事に努力する人間も報われる世の中になったような気がします。

その反面、終身雇用は崩壊しているのでこういう事も起こるのではないでしょうか。

だれでも思いつく話かも知れませんが、現代の状況を文章にしてみました。

読んで頂いて有難うございました。

ウサギとカメ
むかし、むかしある所にウサギとカメが居ました。

ウサギは、とっても足が速く、駆けっこで何時も一番なのが自慢です。

「みんなー! 今日も駆けっこしようよ!」

ウサギが呼びかけると沢山の友達が集まってきました。

他の友達がはやく集まってきたなか、ゆっくり、ゆっくりとカメが歩いてきました。

ウサギはカメを見てびっくり。

「カメくん、さすがに、君には無理だよ、他の遊びの時に誘うから」

ウサギがそう言うと、カメはむっとしました。

「そんなに言うなら、僕と駆けっこで勝負しよう」

「あはははっ! カメくんが僕と駆けっこするの? いいよ、だけどどう考えても僕は負けないと思うよ」

そして、他の皆んなは見る方に周り、2人で勝負する事になりました。

位置についた二人はキツネくんの「よーいドン」の合図で駆けっこを始めました。

びゆんっ! 凄い速さでウサギくんは走り出します。

そしてあっと言う間に見えなくなりました。

カメはと言うとゆっくり、ゆっくりと歩いています。

「カメくんじゃ僕に追いつける訳無いよね…勝負になる訳ないじゃない」

後ろを振り返りますが、一向にカメの姿は見えません。

「何だか眠くなってきたな、少し休もうかな」

そう言うとウサギは近くにあった木の下で眠ってしまいました。

その頃、カメは休まずにゆっくりと歩み続けます。

1時間位たった頃、ウサギは目を覚ましました。

後ろを見るとカメが追い付いてきます。

それを見たウサギは再び走りだし、直ぐにゴールしてしまいました。

カメはえっちらおっちらとと歩いてきてその一時間後にゴールしました。

結局、勝ったのはウサギでした。

「これで満足かなカメくん」

「…」

「毎日、暇さえあれば走っているぼくに何でカメくんが勝てると思ったのかな?」

「だってウサギくんはよくサボっているじゃないか!」

「今日は流石に、カメくん相手だから、本当に休んだけど、何時ものは休憩だよ、走りづめじゃ体に良く無いからね」

「だけどウサギくんは生まれつき速く走れてズルいよ!」

「逆にいうなら僕は走る事だけしか取り柄が無いから、これで負ける訳にはいかないんだ、それに世界にはチーターさんという僕じゃ相手にならない位速い人もいるんだ、だからもっと、もっと速くなりたいんだ、だから僕は何時も走っていたんだよ」

「確かに、良く走っていたよね」

「いいかい?カメくんにはカメくんの凄い所があるんだよ? カメくんは、凄い長い時間水に潜っていられるし、凄く速く泳げるよね? しかも凄く長く生きられるよね? 更にそんなに固い甲羅まで持ってるんだよ…ズルくないかな」

「…そうかも知れない」

「だから羨ましがる必要はないと思うよ」

「そうだね、何だかごめんね」

「良いんだよ、お互いに頑張ろうね」

【月日がたって】

僕はあの日のウサギくんの言葉が忘れられなくて今でも思い出す。

ウサギくんが言うように自分の特技を生かして、僕はダイバーの仕事についた。

危ない目に何回かあったけど、僕には甲羅があるから大怪我しないで助かったし、長く潜れるから皆んなが僕を褒めてくれる。

ウサギくんには忙しくて大人になってからは会って無いけど、この間、テレビで期待のランナ―として取材を受けていた。

人を羨んでも仕方ない…誰にでも得意な事があるからそれを頑張れば良いんだ。

僕がウサギくんに成れないように、ウサギくんは僕には成れない。

その事を教えてくれたんだ。

ウサギくんは。

ウサギとカメのあとがき

今の時代は、昔と違い個性の時代と言われる様になりました。

ウサギは確かに足が速いと思いますが、カメだって考えれば良い所が沢山あります。

欠点ばかり見ないで、誰ににだって良い所がある。

そう言う事を思いついて、本来は「アリとキリギリス」だけで終わる筈でしたが、更に追加しました。

ちなみ、亀って普通のミドリカメで1時間位、ウミガメなら何日も潜っていられるそうです。

最初はガードマンにするつもりでしたが、ダイバーに変えてみました。

(ガードマンじゃ走って逃げられそうだったので)

有難うございました。

シンデレラ

むかし、むかしある所にシンデレラという美しい少女がいました。

本当はお金持ちの娘なのですが、意地悪な継母とその連れ子である二人の義理の姉にその美しさを妬まれ、まるで召使のように扱われていました。

ある時、この国の王子様が舞踏会を催すことになり、継母と二人の義理の姉は着飾って出かけました。シンデレラも行きたかったのですが、もちろん連れて行ってもらえません。

「行きたくても、ドレスも無いし無理ね」

一人になると、悲しくなったシンデレラは泣き出してしまいました。

今回の、舞踏会は王子が婚約者を探すという噂の舞踏会で3日間連夜で行われます。

その為、3日間程王都に行き帰ってきません。

ひとしきり泣いたシンデレラはこれはチャンスだ思いました。

今迄は三人に見張られて逃げ出せませんでしたが、今なら家には誰もいません。

しかも、家を探せば金目の物が沢山あります。

よくよく考えれば、これ等の物は父親が継母でなく、シンデレラに残した物です。

「これは泥棒では無いわ、私から盗んだ物を取り戻すだけ」

そう考えました。

どうしようか考えたシンデレラは、家探しするとご丁寧に、家の権利書の書類が見つかりました。

それをすぐさま、近くの地主の所に持ち込みました。

「どうしたんだい、シンデレラ、スープとパンならあげるよ」

「違うの、実はこれを買って欲しいの」

「これは家の権利書じゃないか? そうだね、確かにそれは本来はシンデレラのものだ、だが買ってあげたいけど、お金はそんなに無いんだ、お屋敷買える程は無いよ私でも」

「馬車と交換でどうでしょうか」

「お屋敷と交換で馬車で良いのか…それなら喜んで交換するよ」

地主は喜んで馬車と交換して、それだけでは悪いと思い金貨20枚をシンデレラに渡しました」

「こんなに良いんですか?」

「こんだけ大きいお屋敷だ、本当なら金貨800枚位はするから良いんだよ、寧ろ少なくてすまないね」

「そうですか、それならお屋敷の中の物もおつけします」

シンデレラは大きな物は持って出れないと思い、馬車に乗るだけの荷物と宝石など小物だけを持ち出すつもりでした、だから元から家の物は要りません。

「それなら、それらは別に買ってあげるよ」

シンデレラは追加で金貨5枚貰いました。

シンデレラは申し訳なくなり、馬車に積んだ物も渡しました。

そうしたら気を良くした地主は更に金貨を8枚追加してくれました。

「それなら、この宝石も置いていきます」

「素晴らしい、これは凄い宝石だ、なら追加で金貨10枚渡すよ…そうだ女の子の一人旅は危ないから、馬車で使用人に送らせる、王都ではなく帝国に送ればもう継母と合う事も無いだろう、あと私からリバルリー商会への紹介状もあげるから、頼ると良い」

「有難うございます」

こうしてシンデレラは金貨43枚(日本円で500万円)を手にして帝都に向いました。

元々継母達に意地悪をされ家事の技術の高いシンデレラは、苦労する事無く女給やお針子等の仕事についてなに不自由なく暮らしました。

一方継母達は、家に帰ると全ての物は地元の地主の物になっていました。

正式に譲渡された物なので文句の言いようがありません。

「これは一体、どういう事なのでしょうか?」

「可笑しいわ、此処は私達の家なのよ」

「おかしいよ、これ」

「正式に譲って貰ったんだ、この家も中の物も全部シンデレラの物なのはこの村で知らない者はいないからな」

「そんな」

「文句があるなら役人にでも言えば良いさ、だがな正式に買ったんだ無理だぜ」

地主に追い出されて、更に家にある物も全部地主の物になったので、何も持ち出せません。

こうして意地悪をしていて財産も無くし、手に職の無い三人は村を去っていきました。

風の噂では、仕事にもつけずに王都で物乞いをしているという話です。

めでたし、めでたし。

ちなみに王子様隣国第三王女と結婚したそうです。

シンデレラのあとがき
 シンデレラの話はこんな風に書いてみました。

手に職のあるシンデレラと、手に職の無い継母達…

現代社会ならこんな感じになるんじゃないでしょうか。

有難うございました。

桃太郎

むかし、むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんは山にしばかりに、おばあさんは川に洗濯にいきました。

おばあさんがが川で洗濯をしていると大きな桃がどんぶりこどんぶりこと流れて来ました。

おばあさんは川で大きな桃をひろい、家に持って帰りました。

おじいさんと桃を食べようと思い割って見ると男の子がなかに居ました。

二人は桃太郎と名付けたいせつに育てました。

大切に育てられた桃太郎はスクスク育ち、ある時、鬼ヶ島に住む悪い鬼の噂を聞き、鬼退治にでかけました。

おじいさん、おばあさんに羽織や袴、刀を用意して貰い、腰には日本一のきびだんごをぶら下げていざ出発。

途中、犬、猿、雉に会い、きびだんごをあげておともにしました。

鬼ヶ島についた桃太郎は鬼と激突、犬、猿、雉とともに鬼を倒しました。

鬼は降参してもう悪い事はしない、と桃太郎に赦しを請いました。

桃太郎は鬼を赦してあげると、鬼から宝物を貰い、おじいさん、おばあさんの待つ家に帰ってきました。

桃太郎は鬼から貰った宝物で、おじいさん、おばあさんと何時までも幸せに暮らしましたとさ。

ですが、この話には本当の事が書かれていません。

鬼ヶ島周辺の村人は、貧しいまま死んでいきました。

「けっきょく桃太郎が鬼の代わりに宝物を持っていっただけで何も返してこない」

「これじゃ、何も変わらない」

「だけど、桃太郎は鬼より強いんだぞ…怒らせたら大変だ」

「仕方ない、宝物は諦めるしか無いな」

「お母さんの形見も今頃はお金にされているんだ…返ってこないのね」

「一生恨んでやる…」

表向きは桃太郎が怖いので「桃太郎バンザイ」とは言いましたが、村人たちは死ぬまで桃太郎やおじいさん、おばあさんを恨んで生きていました。

おしまい

桃太郎のあとがき

また読んで頂き有難うございます。

桃太郎を読んで思った事は…宝物は独り占めするのか、そういう事でした。

某携帯電話のCMの桃太郎は宝を沢山持っていますし…

私が見た絵本では、おじいさん、おばあさんの家に宝物がありました。

幸せに暮らすなら、この宝物に手を出さないと多分暮らせません。

もう少し違う話では、村人に別けてあげる話もあるのですが…どう考えても地元であって鬼ヶ島近くではありません。

結局、桃太郎がした事は子供に治すと…

いじめっこが取り上げたおもちゃを取り返してあげたが、いじめられっこに返さないで自分の物にした。

そういう事じゃないでしょうか?

良い事をしても最後までちゃんとしないと、結局嫌われる。

そういう考えで書いてみました。

金太郎
むかしむかし、足柄山に金太郎という優しく、力の強い男の子がいました。

金太郎は小さいころから力持ちで、 いつも山の中で動物たちと遊んでいました。

金太郎は山で一番強い熊相手に相撲を取っても負けません。

そして相撲で負けた熊は金太郎の馬代わりになりました。

最早山の動物で金太郎にかなう相手はもはやいません。

ある日、金太郎は母親からまさかりをもらいました。

そのマサカリでまきわりをして母親の手伝いをいっしょうけんめいしました。

せっせとまきわりをしているきんたろうに動物たちは、森の中の食べ物をとりにいこうとさそいました。

「よし、いくか」

金太郎は動物たちと元気よく食べ物をとりにでかけました。

金太郎が歩いていくと橋が壊れて落ちていました。

金太郎たちは困ってしまいました。

金太郎はちょっと考え、なんと木をたおして橋にしてしまいました。

そんな金太郎のうわさを聞きつけた都の武士が金太郎をたずねて足柄山までやってきました。

「金太郎さん、あなたの力の強さには驚いた。きっと立派な武士になれるでしょう。どうかな私と一緒に都に行かないか」

と都の武士に言われた金太郎は武士になるために、都へ行くことに決めました。

「僕は都に行き、頑張って立派な武士になります」

金太郎はそう母親に告げると、足柄山の動物たちにお別れを言い、都へ行きました。

そして金太郎は武士になれましたが…家来としてこき使われ、鬼と戦わされられたり、賊の討伐に駆り出されたりと暇もなくこき使われて、その生涯は幸せではないような生活を送りました。

死ぬ寸前まで賊の討伐に向わされ、過労のせいか重い病に掛かり死んでしまいました。

金太郎は何がいけなかったのでしょうか?

それは皆が考える事ですが、もし金太郎が勉強もしていたら武士の辛さを知る事が出来たでしょう。

人に流されないないで自分の行き方を考えたら違う未来があったかも知れません。

金太郎の生涯は…幸せではありませんでした。

金太郎のあとがき
金太郎の話はそのままに、その後のをこんな感じにしてみました。

坂田の金時と言う武士で実際には出世しているのですが、55歳で賊の討伐に向い、その途中で重い病に掛かり死んだと考えるなら…案外ブラックかも知れません。

そう考えて、勉強の重要性と流されると良くない。

そんな感じにしてみました。

読んで頂き有難うございました。

最後まで読んで頂き有難うございました。
本当は、「アリとキリギリス」だけで終わるつもりでしたが、感想を頂き幾つかの話を追加させて頂きました。

勉強を兼ねて沢山のジャンルを書いてみようと思い書いた作品です。

昔話しと言う事であれば無限にある話を元にまだまだ書けそうですが、キリがないのでこの辺りで終わらせて頂きます。

有難うございました。